この世界?魔法が使えるのか?
インフルを引いてしまい遅くなりましたすみません
光が収まり静寂が部屋を支配した、しかし俺の頭は全く穏やかでは無かった。
「ーーーーーー――ー-ー―」
と何を云ってるのか分からないが、その声は幼い女の声、であることだけは分かる
(何だ急に、俺の頭に声が聞こえる!しかも全身が痛てぇし!)
声と激痛が、何の原因だとーーそこまで考えて気がついた、光が紙から出てからだ!
全身が痛いのを我慢して紙を見ると
(!⋯何も⋯書いて無い⋯だと)
裏表ひっくり返してみても、やはり何も書いていない。
(あの魔法陣が跡形も無く、無くなっているなんて、しかもまだ声も聞こえるし、全身が痛い!しかも痛みなんて久しぶりだし尚更痛い!)
(おーい、お主聞こえてないのか?)
さっきの訳分からん言葉とは違い、今度はちゃんと分かる言葉で話し掛けてきた
痛みの原因が分からず、たえず激痛が襲い、イラついてる俺は細かい事を考えず声の主に話し掛けた
「一体何なんだよお前!この痛みはお前のせいか!」
(お主聞こえてたのか?しかし女のくせに男みたいな喋りをするのう?後喋らなくても頭で考えればワシに伝わるぞ?)
(そうかよ!⋯で、この全身の痛みはお前のせいか!)
(そうじゃが?)
ーッ!こいつ、悪びれも無く何言っとんじゃ!
(おい、この痛み治せないのかよ!)
(待て待て、あと少しで終わるからの、ちょっとぐらい待て)
そいつのゆう通り少し待ってみると、徐々に痛みが引いてきた
だが痛みは収まったが俺のイライラは収まらず、俺は、言葉荒く聞いた
(おい!何で急に全身が痛くなった?)
(今更じゃが無礼な奴じゃの〜、じゃが、痛くなったのは、きっとあれじゃろうな)
(あれって何だよ!)
(それはのう、きっとワシとゆう異物が入り、神経が危険信号を発っしたのじゃろうな、でもおかしいな、
ワシはすぐ融合したから、痛みは一瞬で済むはずじゃが?⋯まあよいか)
(言いたい事はいっぱいあるが痛みの原因は解った。⋯だが一番気になるのは⋯⋯融合って何だよ!)
俺は、驚きに怒りを忘れていた。
(融合を知らぬか!まあ知らぬよな!まあよいよい、一から十まで儂が教えてやろう。)
何だ急にテンション上がってんだ?
(それはワシの編み出した魔法の一つ何じゃよ!)
あ〜そうゆう事か、コイツ、自分の魔法を自慢できて嬉しいんだな!爺むさい言葉遣いで色々なこと知ってるから、子供っぽいのは声だけかと思っていたが、普通に子供っぽいとこもあるじゃないーーん?流されそうになったが今コイツ、「魔法」って言わなかったか!
(おい!今、魔法って言わなかったか?)
(云ったがどうしたのじゃ?魔法の存在など、子供でも教えなくても分かることーー!今気付いたがお主
女の赤ん坊なんじゃな⋯⋯人間と言うのは分かっておったが、喋り方が成人男性のそれだから今まで男の大人
じゃと思って話しておったわい⋯⋯⋯⋯身体の成長から見て⋯⋯はあ〜生後一年と云った所か⋯⋯)
何だこいつ急に元気が無くなって?まあどうでもいいか、そのうち元気になるでしょ!
それより魔法だよ魔法、もしかして⋯⋯俺にも、使えんのかな?
魔法は昔から、一度は使ってみたいと思っていた事の1つだからな、いや〜ワクワクするな〜
魔法と言えば一度はやりたいことがあったな〜いやー夢が膨らみ膨らむあんな事やこんなこと出来んのかな〜
元気がない奴を尻目に、年甲斐もなく夢を膨らませる、最低の絵面、ここに完成!
そのことに気付くのに1時間を要した。
主人公は心は少年なので許してやってください!w