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第7話 生きる意味と哀しい想い

エリナの気持ちとシウバの気持ちとユーナの気持ち そしてマジェスターの気持ち

 私は彼のためならなんでもできる。そう、彼のために生きている。


 もともと、私はある宿で働いていた。物心ついた時からいたその宿は、本当に地獄だった。朝から晩まで休みなく働いて、粗末な食事にごみ以下の扱い。しかし、生きると言うことはこんなもんだとも思っていた。しかし、ある時にこんな私でも楽しくて喜べるという事があると知った。

「お嬢ちゃん!ビールおかわりね!」

「はい、ただいまぁお持ちしますぅ。」

宿の主人はこんな私の受け答えをものすごい嫌っていた。暗いというのとはっきりと答えないというのが嫌いな理由だと言われた。そんな事は知ったことじゃなかったけど、ぶたれるのが嫌で、主人の前でだけははっきりと答える癖ができるまでに数年かかった。


「お嬢ちゃんいくつ?」

ある時、冒険者の一向が宿に泊まりに来た。聞けばCランクの冒険者だと言う。まだあまり危険な依頼はこなせないために周囲の他の冒険者からは軽く扱われていたが、そのパーティーは非常に仲が良かった。そして、宿の下働きの私にも優しくしてくれた。

「エリナ、女の子は元気で優しくないとダメだよ。逆に言うと、元気で優しい女の子の所には男が自然と寄ってくるもんだ。」

ミザリーは私にそう教えてくれた。私はこのパーティーが宿に寄ってくれるのがとても楽しみになった。


 神様はいるのかもしれない。ある時、宿の主人が死んだ。急病だった。朝目が覚めると冷たくなっていたのだ。従業員はばらばらになった。私を世話してくれる人なんていなかったけど、たまたまその日はあのパーティーが泊まっていた。

「そっか、ここの宿にはもう泊まれなくなるんだね。」

ミザリーはさびしそうに私を抱きしめてくれた。

「ミザリー、俺は構わないぞ。」

パーティーのリーダーであるクラムが言った。何が構わないんだろう?

「エリナ、あんた私たちに付いて来る?」

何があったのだろう。私は自分が泣いていたのを気付かなかった。

「私、ついて行ってもいいの?」


 それから私はクラムのパーティーメンバーとして冒険者になった。クラム、ミザリー、サイレン、オーファン、ルック。皆いい人だったし、私を可愛がってくれた。私は生まれて初めて人の役に立つことが幸せなんだと感じるようになった。

「エリナは前衛はさすがに無理だな。魔法を鍛えるといい。サイレンやミザリーに教えてもらいなさい。」

メンバーの最年長のオーファンが言った。彼は完全に前衛で魔法はからっきしだったけど、いろいろと知っててためになる話を聞かせてくれた。私は毎晩彼の話を聞くのが楽しみだった。私は彼の言いつけどおり魔法を学んだ。そして皆を助けてあげられる幻惑魔法が好きになった。


 パーティーに入って数年が経っていた。私は18歳になった。

「俺たちはBランクに上がった。だが、そこまでだ。正直、このままじゃこれ以上は上に行けないかもしれない。でも、それじゃダメなんだ。」

クラムは最近いらだっていた。依頼が成功したとしても、クラムのパーティーの評価が全く上がらなかったからだ。

「たしかに、何か大きな仕事を成し遂げて、自信をつける必要があると思うわ。」

ミザリーも、サイレンもその意見に賛成らしい。しかし、オーファンは違った。

「このままコツコツ行けばいい。危険を冒す必要がどこにある?」

でも、結局皆の意見に押されてランク以上の依頼を受ける事になってしまった。

「これでダメだったら、冒険者としてはやっていけないかもしれないんだ。」

クラムの焦りは皆に伝わっていた。そして焦りだけが伝播した。最後まで、オーファンは反対していた。


「こんな所に人が!?しかも料理中だって!?・・・・・・こんにちわ。あなたも冒険者ですか?」

目的地の洞窟につくと、入り口のところで魔物の肉を焼いている人に出会った。私が彼に出会った最初である。こんな所で何をしているんだろう?その豪胆なたたずまいに私は惹かれていたのだろう。今になるとよく分かる。

「よかったら、私が調理しましょう。おい、マジェスター、さっきの実をもう少し取ってきて。」

彼が料理を振る舞ってくれるらしい。長旅だったし、これから洞窟の中で強敵と戦う前に腹ごしらえをさせてもらえるのだ。かなり有難かった。

「おいしいねぇ。」

「そうだね、あっ!エリナ!私の分食べるんじゃない!」

「へへっ、はやいもの勝ちぃ!」

これが彼らとの最後の食事だった。本当においしかった。


 洞窟の内部に入っていく。途中から地底湖のような所にであた。目的のマザースネークはこの先にいるらしい。地底湖の真ん中の島を渡って行くと、さらに大きな島に出た。しかし、そこからが私にとっての悲劇の始まりだった。シュルシュルという忘れられない音。そして、視界から一瞬で消えるサイレンがいた。

「サイレン!!」

マザースネークがその尻尾でサイレンを吹き飛ばしたのだ。サイレンは地底湖に落ちて行った。水の音とともにそこに群がるでかい魚たちが見えた。一瞬で分かる。あれは、助からない。

「くそぉ!」

クラムがマザースネークを斬りつける。しかし、刃が通らない。

「やはり、無理だ!皆、逃げるんだ!」

オーファンが叫ぶ。しかし、そのオーファンは次の瞬間にマザースネークに巻きつかれてしまった。ギリギリと音をたててオーファンがつぶれていく。

「フレイム!」

ミザリーが破壊魔法を唱える。私も何かしなきゃ。

「はなせぇ!!」

ルックが剣で斬りつける。するとマザースネークはオーファンを離した。力なく崩れ落ちるオーファン。待って、起き上がってよ。

「フシュルシュル。」

マザースネークの頭がルックを凝視する。しかし、そこに注意を向けた瞬間に尻尾の一撃でルックも地底湖に落とされてしまった。

「ルック!!くそぉ!」

ミザリーが弓でマザースネークに狙いをつけた。でも、その矢を避けたマザースネークはミザリーに巻きついた。

「ミザリィィー!!」

いやだ!ミザリーまで殺さないで!

「うおおぉぉ!!」

クラムがマザースネークを斬る。だめ、さっきと同じで斬れない。

「クラム!」

そしてクラムもマザースネークに巻きつかれる。

「ぐあぁぁ!!」

だめ、私も死ぬんだ。・・・私は生きる事を諦めた。でも・・・。


「氷よ!!」

「スピードアップ!パワーアップ!」

「剣舞!」

さっきの人達だ。私たちに食糧を分けてくれて、しかも今度は助けてくれる。

「クラム!」

でも・・・、助けてくれるのは私だけなんだね。


 神様は、私に残酷な仕打ちをするために幸せを掴ませたのかな?

「助けていただいてありがとうございました。」

わたしは助けてくれたシウバという人とマジェスターという人にお礼を言った。

「クラムたちを助けられなくてごめん。」

この人はどこまでお人よしなんだろう?だって、クラムたちを助ける義理も何もないのに。なんで謝るんだろうか。でも、何で私はこの人を責めたいと思ってるんだろう。なんで、もっと早く来てくれなかったの?なんで、私だけを助けたの?なんで、皆と一緒に死なせてくれなかったの?


「仲間の死は、乗り越えることでしか報われない。今じゃなくてもいい、いつか前を向け。」

マジェスターさんが言った。そんな事言われても、前なんて向けないよ!私にとって皆が全てだった!あの地獄から救ってくれて、幸せを教えてくれた皆が全てだった!

「ひっく、えぐっ、えぐっ・・・。」

「好きなだけ泣け。だがな、必ず泣き止め。それが仲間を想うという事だ。」

「ひっぐ、あっぐ・・・・うわぁぁぁぁん!」

マジェスターさんは、その日ずっとただ傍にいてくれた。シウバさんは・・・私たちに魔物が近づかないように、寝ずに見張りをしてくれた。その背中が私に生きる力をもたらしてくれた。


 気が付くと次の日の昼だった。泣いて泣いて、そしていつの間にか寝てしまったみたい。こんな状態でもお腹がすく。私はなんて人間なんだろう。

「これ、朝ご飯。」

シウバさんが柑橘系の果物を持ってきてくれた。水魔法で水も作ってくれる。

「あ、ありがとうございますぅ。」

「マザースネークの、納品はいつまでなんだ?」

「あと2週間以内です。」

「じゃあ、マジェスターに送らせるから、納品してくるといいよ。クラムたちの最期の依頼だ。」

そうか、最後の依頼になっちゃったんだ。


 マジェスターさんにエルライトの町までフェンリルで送ってもらった。

「これから、どうするんだ?」

「何も・・・考えてないです。」

「そうか・・・。」

「マジェスターさんは、なんであそこにいるんですか?」

「それはシウバ様が潜伏するのに都合がよいからだ。」

潜伏?そういえばマジェスターさんはシウバさんの事を「様」ってつける。2人はどういった関係なのだろうか?

「私はリヒテンブルグ家の執事だ。ノートリオ家は代々リヒテンブルグ家に使える家系なのだ。」

もしかして、この人って「狂犬」マジェスター=ノートリオ?エジンバラの?噂に聞いてたのと全然ちがうじゃない。

「シウバ様の事、聞いてもいいですか?」

この質問をした事は少し後悔もあったけど、本当は良かった。マジェスターさんの答えが2時間にもおよぶ長話にならなかったら完璧だったのに。

「わたしも・・・、シウバ様にお仕えしちゃだめですかね?」

「それはいい!いいぞ!俺からもシウバ様を説得しよう!こうしてはいられない、早く「奈落」へ帰らなければ!」

そしてマジェスターさん、いやマジェスター様はお使いを忘れて私とともに「奈落」に帰った。私はシウバ様にお仕えする事になった。


 シウバ様は私を気遣ってくれた。こんな私をだ。私は男の人は知らないけれど、シウバ様ならいいと思う。彼はそれだけの価値のある人だ。そして、その価値なんていうのは私が私を納得させるための言い訳だってじつは気付いていた。ミザリーに昔教わったようにシウバ様を誘ってみる。いまならマジェスター様もいない。でも、シウバ様は私に優しいだけで、そういう風には見てくれなかった。ここで、私は仲間を失って生きる意味を失っていたはずなのに、もう一度手に入れる事ができたのに気付いた。私は、彼のために生きて行こう。そして私は彼に夢中になった。


 「奈落」の第3階層でグレーテストホワイトベアーを見た。彼の目はその熊に釘づけになっている。なんで魔物なんかに嫉妬しているんだろうか。いや、私に何かあったら彼は私を追ってきてくれるだろうか。私を置いてそのまま進むなんてしないよね?彼の死角に入る。私に気付いてくれるかな?なんで、こんなに不安なんだろう。彼がこの先に行かないためになんで私はこんな事をしてるんだろうか。まっすぐ、「行かないで」と言えばいいはずなのに・・・。でも、すぐに彼は私に気付いてくれた。私は照れ隠しに逃げてしまった。あとでマジェスター様に主を置いて逃げたと説教されてしまったけれど、あの時彼が私を探そうとしてくれた事が嬉しくてたまらなかった。



「シウバ様には、ユーナ様という想い人がいらっしゃる。」

衝撃の事実をきいたのはマジェスター様が帰って来てからだった。やっぱりそうか。彼は私を見ていなかったのだ。でもそんな事は関係ない。彼は私の生きる意味だ。彼が幸せになるために彼のために私は生きている。私は、幸せになる必要なんかない。欲を言えば、彼の幸せが私の幸せだ。

 嫉妬の心は彼のために封印するんだ。それが彼のためなんだから。私は彼が想う人と幸せになるのを見守るんだ。そのために全力を尽くす。だめでも私がいる。



「あれぇ?お客様ですかぁ?」

見た瞬間に分かった。この人がユーナ様だ。私は必死で気付かないフリをする。嫉妬の炎に身を焦がされないように。彼に気付かれないように。

「あ、シウバの部下の人たちですか?私、ユーナと言います!ちょっと色々と理由があってここにいる事になったんでよろしくお願いしますね!」

「マジですか!?あなたがあのユーナ様!?シウバ様の所に来たってことは!。きゃー!!」

「ちょっと、お前ら・・・あの・・・その・・・。」

「シウバ様ぁ!おめでとう!!」

「え?あ、ありがと・・・う?え?いや、違・・・。」

彼が怒ってる。でも目が笑ってる。彼が幸せを感じてる。私はこれでいい。


 ユーナ様は本当にいい方だった。彼が惚れるのも仕方ない。

「ユーナ様はシウバ様が好きなんですかぁ!?」

2人きりの時に聞いてみた。答えは、分かるけど。

「う、うん。多分、そうなんだと思う。」

ユーナ様はもともと好きな人がいたらしい。その人が結婚してしまって、傷心旅行中にシウバ様に出会った。最初の印象とかはあんまりだったみたいだけど、徐々にお互い惹かれていった。でも、ユーナ様はその好きだった人と一緒になれなかった反動でそう思っているだけかもしれなかったから、お互いの想いを確かめ合う事はしなかった。そして、その内二人は急に離れ離れになった。シウバ様はユーナ様の事をずっと想っててくれた。実はユーナ様も同じだった。ここに来た時にシウバ様に告白されて、でも同僚の人とかがいて返事ができなかったみたい。

「完全にタイミングを逃しちゃったよ。でもいつかちゃんと返事しないとね!」

それに、この前他の男の人を振ってきたばかりだそうで・・・。

 完全に女としての格の違いを見せつけられた思いがした。なにせ、そのユーナ様に告白したのはヒノモト国魔王「神殺し」テツヤ=ヒノモトだという。


 そしてその「神殺し」はユーナ様を追ってきた。

「やめてぇ!私のために争わないでぇ!」

「ユーナ様、ノリノリですねぇ。いいなぁ、私も言ってみたい。」

「うん!女に生まれたからには一生に一度は言っときたいよね!」

「あ!それ分かりますぅー!」

この人には敵わない。いや、私ではなくてこの人と共に生きるのが私の大切な彼の望む事なのだ。そしてその彼に魔王の凶刃が迫っている。


「でもユーナ様!魔王テツヤ=ヒノモトにも好かれているなんてすごいですね!」

「え?そ、そうかな?・・・まあ、テツヤ様分かりやすいんだけど。」

「ヒノモト国の王妃になれるチャンスじゃなかったんですか?」

「えー、でもね・・・テツヤ様、魔人族なんだよ?ちょっとね。」

大きめの声で会話をした狙いどおり、魔王は精神的にショックを受けたようで動きが止まる。そして彼に斬り裂かれる。彼のために邪魔はしないでほしい。彼の幸せを邪魔しないでほしい。


 第4階層の「大地の井戸」を破壊すると、その先に光るものが見えた気がした。

「シウバ様!もう少し第4階層の探索をしてから帰りましょうよぉ!ここに入ったのは私たちが最初なんですからぁ!」

しかし、先の通路を進んでいくと行き止まりが見える。


 これで「奈落」の探索が終わる?そうしたらシウバ様はユーナ様と一緒にいる理由を失うのではないか?まだ、2人の関係は進展していない。彼の幸せは盤石じゃない。なんとしても、彼を幸せにしたい。どこか、ここから遠くに皆で行くことができればいいのに。




 スキル「ワープ」を手に入れたのは、誰にも内緒だ。そして、もう二度と使う事はないかもしれない。ばれたら、私は彼の傍にいれなくなる。



 その後も私の大好きな彼は彼のままだった。皆が彼を好きになる。いつしか、彼はここいら一帯の主になっていた。そして、彼とユーナ様の距離も近づいて行く。


「シウバ様ぁ!酒のつまみがありませんよぉ!」

「シウバ!もう食べるもにょがないのよ!」

ユーナ様を酔わせてシウバ様にけしかけた。二人はフェンリルで出て行こうとする。

「シウバ様!護衛が必よ・・・「パラライズ!」げはぁ!」

「駄目よ!空気よんでぇ!」

ほら、彼の幸せそうな顔。私に「よくやった!」って目だけで言ってくれる。私だけに。私だけが知っている彼の顔。彼の邪魔はさせない。彼の幸せは邪魔させない。


 その後、シウバ様は青竜を討伐した。その際に瀕死の重傷を負った。この時の私の精神状態はおかしかったんだと思う。クラムたちのフラッシュバックが起こり、でも、彼のためなら耐えることができた。彼を死なせない。魔力が枯渇するまで回復魔法をかけた。ユーナ様が彼をワイバーンに括りつけて飛び立つまで意識を保つのは大変だったけど、なんとか最後まで元気なふりをした。

「エリナ。見ていて、いたたまれない。」

「マジェスター様には分からないですぅ。これが私の幸せなんですぅ。」

「分かりたくもない。」

大丈夫、分かってくれてるのは知ってる。私のわがままに付き合ってくれてありがとう。



 ヴァレンタイン大陸に帰るとシウバ様はユーナ様と御結婚される事になった。彼に相談を受けたことをユーナ様にばらした。お互いの気持ちを知っている私にとって簡単な選択肢だった。遂に、私の望みが叶うのだ。でも、思ったより嬉しくなかった。

「エリナ、ありがとう。あなたにはたくさん勇気をもらったわ!」

ユーナ様、シウバ様を幸せにしてあげてくださいよぉ。私は遠くから見守ってますからぁ。


 別れが確実に近づき、その夜はマジェスター様が、号泣する私に胸を貸してくれた。でもシウバ様は私たちを家族と呼び、皆一緒に住むことを提案してくれた。まだ、近くにいてもいいのかな?私はどこまで幸せでいられるんだろうか?


 彼がいる限り、私は幸せだ。



 私は彼のためならなんでもできる。そう、彼のために生きている。


なんでこうなっちまったんだろうか。


というか、最初は設定だけでエリナの気持ちは書くつもりなかったけど、書いてみてやっぱり書かなきゃだめだったと思った。



エリナの気持ちを分かったうえで、そしてマジェスターの気持ちを想像して、もう一度読み返して、・・・・・・アクセス数増やしてくれてもいいんだぜ?

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