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⑤死神が嫌いな僕は、ただ街を歩く  作者: 志に異議アリ


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5/9

アルバが大事


「アルバ、気をつけて!」


ルナは即座に呪文を描き、時の魔法を解き放つ。


周囲の時間がわずかに遅くなる――瓦礫の落下速度も、瘴気の波の進行も、ほんの少しだが減速した。


だが死神の力は時の魔法の影響を受けない。黒衣の影は悠々と街の瓦礫を押し出し、アルバに襲いかかる。


アルバはルナの魔法でかろうじて飛び回り、反撃を試みるも、鋭い瘴気の刃に体を切り裂かれる。


「ぐっ……!」苦痛に顔を歪め、倒れそうになる。


ルナは焦りながらアルバを抱え、回復魔法を放とうとする。


だが、回復魔法は強力な攻撃魔法と同時には扱えない。


「……ああもうっ、攻撃を止めるわけには……でもアルバが……!」


ルナは時の魔法で戦況を制御しつつ、周囲に火炎や氷、雷の魔法を次々にぶつける。


黒衣の死神は影の中で笑い、まるで興奮を抑えきれないように揺らめく。


「クックックッ……あの時はおまえたちの攻撃に一度は退いたが……今度こそ味わえねえーん」


アルバは必死に耐えながら、ルナの膝に身を預ける。


だが傷は深く、魔力が滲み出し、瀕死の状態のままだった。


ルナの目には街を押し潰す黒い影が鮮明に映る。

「……ここで、止める……!」

ルナの決意が硬くなる。




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