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大和と少女

すんごい違和感があるかもしれません。なんせ初心者ですので.......

 帝暦二六◯七年

 ミッド・ヴィーグ近海


 現在、大和はゆっくりと海をかき分け白波をなびかせ進んでいる。


「...やっぱりワシの中に何かいるのか?」


 大和は先程見た「ステータス」に疑問を抱く。決して内容が変だからではなく、なぜ現れたのかである

(それでも十分内容は変である_前話参照_)

 たとえ自分に意思があるとて人とは話せないし表情もつくれない。そもそもステータスなんて大和は知らないのだ。


「ヤ〜マ〜ト〜♫」


 すると艦橋内から某宇宙戦艦のOPを誰かが歌っている声が聞こえる。その声は可愛らしくもどこか力強かった。だが大和は話せないので試しに霧笛(むてき)を鳴らしてみる。


 ボオォォォォォォォォオ!


するとその誰かは一瞬ビクつき歌っていた歌も途切れてしまう。


自分に無線機があることを思い出した大和はその誰かへの会話を試みる。


(これを使えば艦橋内の奴と話せるかもしれん)


無線機を起動させ、しばらく特有のノイズが聞こえたあと話し始める。


「我、元大日本帝國旗艦、大和なり。誰かいるのであれば応答求む」


若い男性のような声を出すと返事が来る。(艦齢80年とはいえ戦艦三笠に比べれば若い方である)


「こっ...こんにちは、私は星田 香菜(ほしだ かな)といいます。えっと...話し方は普通でいいですよ」


「そうか...なら、そうさせてもらうかのぅ」


まぁ、その声に似合わない話し方な大和である


「えー...先も言ったとおり、ワシは元大日本帝國旗艦の大和じゃ。ここに居るわけじゃが...」


改めて自己紹介をしたあと、大和はここに来るまでの経緯を説明する。


「なるほど...それで、そのフック状のものに引きずり込まれて気がつけばここに居た、と?」


「そうじゃ。考えても仕方あるまいと思い、前進してたところに香菜殿の歌声が聞こえてきたのじゃ」


 今度は大和が質問する


「香菜殿はなぜワシの艦橋内に?」


 その質問に香菜が答える

高校から家に帰る途中トラックに轢かれたらしく、その後白い空間で神と名乗る幼女が間違って死なせてしまったと言い香菜にスキルを与えたそうな。いろんな小説や漫画でよくあるやつだ。そして気づけば艦橋に居た。ここまでが一連の出来事である。


「その『すきる』とやらはなんじゃ?ワシはそんな言葉は聞いたことないぞ」


「えっ?大和さんスキルを知らないんですか?」


大和はスキルを知らないのだ。なんせその頃の小説どころか世間自体にスキルという言葉がなかったからである。そのことに驚きつつも香菜は聞き返す。


「知らんのぉ...少なくとも弟の武蔵ならわかるかもしれんが...」


大和の弟、武蔵は艦長がたまたま小説好きだったので流れで知っているらしい

(前話も含めて史実とは一切関係ありません)


「大和さん。スキルとはその人個人が手に入れる特定の技術や能力のことです。私達が元いた世界でスキルは長い時間かけて習得するのですが、大体の異世界小説とかでは神様から授かるものなんです。」


「う〜むぅ...ワシにはよくわからんのぅ。ところで香菜殿のスキルはなんじゃ?」


「私のスキルは『指揮官』ですね。どういうものかはわかりませんが...」


こうして少女こと香菜と大和はしばらく無線越しではあるが楽しく話した。


その上空に偵察機がいるとも知らずに......

もし読んでくれてるなら感謝しかないです。つまらないのに根気よく読んでくれてもう...泣きそう....

そろそろ艦つく要素出します...遅くなってすんません。

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