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彼女に捨てられて仕事もクビになった俺は、ヤンデレ金髪巨乳女子高生に拾われました  作者: 湯島二雨
第27章…一日署長

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楓ちゃんにトイレを手伝ってもらいました

 俺たちは一日だけとはいえ警察官なのにアブナイ遊びをして、やらかしてしまった。

手錠で繋がれて鍵がないので外せない。俺はトイレに行きたい。膀胱的な意味でピンチだ。

真夏なのに俺たちの周りだけがサーッと冷えた。冷やしてくれるのはありがたいがこんな冷えは望んでなかったぞ。



「ご、ごめんなさい涼くん! 私、こんなつもりじゃ……」


楓ちゃんは瞳を潤ませて今にも泣きそうだった。ちょっ、手錠が外せないことなんかより楓ちゃんに泣かれる方が万倍辛いからやめてくれ。

俺は楓ちゃんの肩にポンと手を置いた。


「大丈夫だよ楓ちゃん。『逮捕されたい』って言ったのは俺なんだし自分の言葉には責任持つよ」


「涼くん……」


俺だって手錠プレイ楽しんでたし責める資格なんて俺にはない。楓ちゃんの罪は俺の罪でもある。楓ちゃんの分も俺が背負う。



「本当にごめんなさい……」


「そんなに頭下げなくていいから。とにかくトイレに行きたい。大至急近くのトイレに行こう」



手錠で繋がれているから男子トイレにも女子トイレにも行けない。

男女共用の個室トイレに入る。


引き戸タイプのトイレで、俺が中に入って楓ちゃんが外で背中を向けている状態で扉をできるだけ閉める。



楓ちゃんと手錠で繋がれたままトイレか……なんだこのプレイは。なんだこのシチュエーションは。

去年もあったなぁ、トイレの災難……俺ってトイレに嫌われてるんだろうか。


とにかくもう我慢の限界でマジで漏れそうなんで今ここでするしかない。


カチャカチャと音を立ててベルトを外そうとする。


……うまく外せない……

利き手の右手が塞がれていて片手で外さないといけない。左手だけで外すの難しい。

しかも履き慣れてない警察服のズボンなのでさらに苦戦する。


ヤバイ……ヤバイヤバイ。

漏れそうだからメチャクチャ焦る。焦って余計うまくできない。


楓ちゃんと一緒だし借りた警察服だしで死んでも漏らすわけにはいかんぞ。それがプレッシャーになってさらなる焦りに繋がる。



ガララ……


「りょ……涼くーん……」




引き戸をそっと開けながら、楓ちゃんが恐る恐る顔を覗かせてきた。

便器の前で用を足そうという時に彼女がトイレに登場し、俺はドキッと心臓が跳ねた。



「その……片手じゃトイレするの大変だよね? しかも利き手じゃない方の手だし……」


「ま、まあ、そう、だけど」


本当に漏れる寸前なのでうまく返答できてない。



「だから……私がトイレするのを手伝ってあげるよ」



「!?!?!?」



て……手伝う!? 俺のトイレを!? 俺のオシッコを!?

彼女にオシッコを手伝ってもらうというのか。なんという変態プレイだ。



「ホラ、私は利き手が空いてるし、私が手伝った方がやりやすいよ絶対。私がやってあげるよ」


楓ちゃんは右手をヒラヒラさせる。白くて美しくてしなやかな手。このキレイな手で俺の下半身をああしたりこうしたりするっていうのか。

そんなのすごく興奮する……が、男としてかっこいいところだけを見せたいと思っている俺はどうしても躊躇と遠慮が。


「いや、しかしだな……」


「私が涼くんの右手になるって言ったでしょ。涼くんの右手を封じちゃったお詫びさせてください、お願い」


「っ……!」


もう膀胱の決壊までカウントダウンしていた。遠慮する余裕など一切なかった。断る選択肢など存在しない、メチャクチャ恥ずかしいけど漏らすよりはマシ、背に腹は変えられない。



「お、お願いします!」


「うん、任せて!」



これは羞恥プレイではない……! 決してふざけてるわけではない! 楓ちゃんは大真面目に自らの失態の償いをしているだけなんだ。それだけなんだ。

だから気にするな、変なことを意識するな……!


だが、俺のすぐ近くでしゃがみ込んで俺のズボンのベルトに手をかける楓ちゃんの姿は、絵面的にはいかがわしさしかない。変なことを意識しないのは不可能だった。


俺の左手と楓ちゃんの右手が協力してズボンのベルトをカチャカチャして外し、ジーッとチャックを下ろす。

楓ちゃんの艶かしい指先が俺の股間に位置している。ベルトを外す音、チャックを下ろす音、毎日何回も聞いてるおなじみの音が、楓ちゃんと一緒にやるとここまで生々しい音になるのか。

今日警察官の仕事ということで少し気合いを入れたパンツを履いてきてよかった。



勝負したつもりのボクサーパンツが楓ちゃんの手でゆっくりずり下ろされる。


ブラブラと揺れながら俺のチンチンが露わになった。

露わになった瞬間、楓ちゃんは視線を逸らす。その柔らかそうなほっぺたは真っ赤に染まっていた。



「だ、大丈夫だよ、涼くん。できるだけ見ないようにするから……」


「あ、ああ」



俺もものすごく恥ずかしくて真っ赤だろう。お互いに恥じらう。

もう彼氏彼女の関係になってから1年以上、お互いに素っ裸は何度も見せ合ってきた関係。こんなに恥じらうのは今さらだがやっぱり恥ずかしいものは恥ずかしい。

このウブな気持ちを、いつまでも大切にしていきたい。その方が愛も燃える。



とにかく今はトイレだ。決壊寸前なんだ。やっと解放できる。

ジョロロロ……というかジョボボボッて感じで便器に勢いよく大量に放尿する。


楓ちゃんはさっき言った通りできるだけ見ないようにしてくれてるけど音はそうもいかないな。耳を塞いだところで聞こえなくなるような音ではない。豪快に放尿してる音を至近距離で彼女に聞かれるという上級変態向けの変態プレイが行われている。

凄まじい羞恥と我慢してきたものを解放する爽快感が入り混じって複雑な心境だった。



やっと小便が終わった。楓ちゃんと共同作業のトイレ、俺は一生忘れないと思う。恥ずかしかったけどスッキリして気持ちよかった。想い出といえば想い出だ。



「涼くん、スッキリした?」


「ま、まあ……」



()()()()()()の言葉が別の意味に聞こえて陰茎がピクッと脈打った。待て待て、興奮すんな冷静になれ。



「ふぅ、暑いね……」


「そうだな……」


真夏だし狭い個室トイレで二人でいるんだ。かなり熱が籠もっている。早く出ないと……



プチッ……


!!!!!!



俺はまだチンチンをさらけ出しているままなんだけど、この状況で楓ちゃんは婦警制服の胸元のボタンを1個外した。

それにより豊満な谷間がチラリと覗く。



「か、楓ちゃん!?」


「暑いからちょっとだけ脱ごうかなと思って。それに、涼くんに迷惑をかけちゃったお詫びにちょっとだけサービス、ってことで」


楓ちゃんはそう言ってもう1個ボタンを外した。

宇宙一美しいラインを描くたわわな谷間、ちょっとだけ見える水色のブラジャー。

さらに暑さでしっとりと汗ばんでいる乳房……俺の脳髄をトロトロに蕩けさせるいい匂いがいっぱい……


地獄の猛暑だけど、今この瞬間だけは心の底から猛暑に感謝して土下座したくなる気持ちだった。

暑いからこそ見れる彼女のエッチな姿、究極に極上すぎる。


トイレ直後で少し落ち着かせたいところだったが、ドスケベ婦警さんの胸の谷間を見て超スピードで陰茎が激しく脈打って上を向いてしまった。

これは不可抗力だ。どうにもならない。男の機能絶好調な証拠だ。



「……あ、おっきくなっちゃった……?」


「っ……」


恥ずかしすぎて返事できない。一日署長の仕事中に何やってるんだ俺は。手錠で繋がれているから穴を掘って埋まることもできない。



「ご、ごめん楓ちゃん」


「ううん、すっごく嬉しい……それじゃあ、こっちのお世話もシてあげるね」


「!!!!!! あ、いや、ちょっ―――」



放尿直後で汚いからやめとけって言おうとした瞬間。


生暖かくて柔らかくて、湿度の高い感触が、俺の先っぽに……楓ちゃんの艶やかな唇が、そんなところを……

俺のオトコの部分が、楓ちゃんの粘膜に優しく包み込まれた。


……言葉を発する余裕もない。足がガクガク震えて立っていられなくなりそうな極楽まで昇天していった。


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