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彼女に捨てられて仕事もクビになった俺は、ヤンデレ金髪巨乳女子高生に拾われました  作者: 湯島二雨
第24章…デート

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楓ちゃんには脱いでもらいます

 ラブホテルの最高級の一室。

バスルームがまさかのスケスケで、俺と楓ちゃんは圧倒されてバスルームの前でしばらく立ちつくしていた。



「あはは、これじゃシャワー浴びてるの丸見えになっちゃうね涼くん」


「は、ははは……そうだな……」



軽く笑い合ってみるが、お互いに相当羞恥モードになっていた。


この部屋は広いからどこからでもこのバスルームが見えるというわけではないのだが、これだけ完全オープンだとまあ、見ちゃうだろうがこれは。大好きな女の子ならなおさらだ。



「…………ねぇ涼くん。

私と一緒にお風呂に入ろっか?」



「!!!!!!」



俺の心臓終了のお知らせが心の中に届いた。

一緒にお風呂に入ろうというワードが破壊力がハリケーンレベルだった。



「どうせ丸見えなんだし、別々に入ってもあまり意味ないような気がするんだよね。

だからせっかくだから一緒に入らない?」


「…………!!」



俺の脳内はバグってしまい、正常な働きができなくなっていた。



「……ダメかな?」


「ダメなわけないだろ」



バグっててもフリーズしてても楓ちゃんの誘いだけは必ず乗る。誘いの肯定だけは即答できた。好きな女の子と一緒に入浴できるチャンスなんて、命をかけてでも逃すわけないだろ。



「俺はもちろん大歓迎だ。楓ちゃんと一緒にお風呂に入りたいってメチャクチャ思ってる。

だが、俺が楓ちゃんの裸を見るのは100万年早いんだろ?」


「ふふっ、またそれ?」



楓ちゃんはクスクスと軽く笑う。でも俺にとってはかなり大切なことだぞ。



なぜなら、俺はまだ一度も楓ちゃんの裸を見たことがないからだ。



恋人になって、お付き合いして、何度も身体を重ねる関係で、それなのにまだ一度も裸を見てないなんておかしいのは自覚はしている。

ハジメテの性行為、2回目の性行為、そしてそれからずっと、すべて服を着たままで交わった。着衣セックスもそれはそれですごく興奮するから一切不満はなかった。

もちろん楓ちゃんの裸を拝みたい気持ちは喉から手が出そうなくらいあるんだ。これだけ極上の女体、見たくないわけがない。死ぬほど見たいんだ。全裸セックスだって死ぬほどシたいんだ。



「……私も別に見せたくないわけじゃないんだよ、決して。むしろ涼くんにならいくらでも見られてもいいって思ってる。

でもやっぱりすごく恥ずかしいというか……なかなか勇気が出ないというか……私が言ったことを涼くんが律儀に守ってくれてるからそれに甘えちゃってるというか……」



身体を重ねる関係なんだから見ようと思えばいくらでも見れる機会はあった。

でも俺は彼氏であると同時にペットだから。飼い主様の言ったことはちゃんと守らないといけないから。

裸を見るのは100万年早いと言われた以上、本当に100万年我慢するつもりでいるんだ。たとえ死ぬまで見れなかったとしても、仕方ないと受け入れる。


楓ちゃんは耳まで真っ赤に染めて俯いて指をクルクル回しながらモジモジしていて、俺の股間を強く熱く刺激した。

可愛い……彼女が可愛すぎて頭が悪くなってる俺は可愛いしか言えない。



「でも! せっかくのラブホテルデートなんだし……今ここで、私の裸……見せてあげるよ……」



恥ずかしさからか視線は俺から逸らされていて最後の方はかなり小声になっていたが、俺の耳にはしっかりと届いた。


「い……いいのか!?」


「うん、女に二言はないよ」



ずっと恥ずかしそうにモジモジしていた楓ちゃんだったが最後はキリッと凛とした瞳で俺をまっすぐ見た。覚悟が決まったようだ。



ついに……、ついに楓ちゃんの裸を見れる時が来た。


恋人なんだからそりゃいつかは見れるだろって話だけど、ペットの俺にとって今日この瞬間は一生忘れない最高の想い出になる。



「ごめんね涼くん。私が軽はずみに言っちゃった冗談のせいでこんなに長く焦らすことになっちゃって」


「いや、キミの焦らしプレイもすごく楽しんでいたから何も問題ないけど。むしろ感謝したいくらいだけど」


楓ちゃんにとっては軽はずみな冗談かもしれないけど、俺にとっては極上の興奮剤です。



「……私の裸、期待してくれてるの?」


「当たり前だろ」


「ありがとう。でもそこまで期待されちゃうとプレッシャーもかかっちゃうな。ああっ、もっと早く見せておけばよかったかな……焦らして焦らして引っ張った分ハードルが爆上がりしてない?

ハードル上がりすぎていざ裸を見せてもガッカリされちゃうんじゃないかって不安もあるんだけど……」


「いや、それはない」


俺はハッキリと言い切った。



「いやいや、実際に見てみないとわかんないじゃん! 私の裸とか思ったより大したことないかもしれないじゃん!」


「ないない、絶対ありえない。そんな不安今すぐ消し去ってやるから早く一緒に入ろう」


「う、うんっ!」



最強無敵のお嬢様なのに、恥ずかしがったり不安になったり……可愛すぎる。そんな楓ちゃんを見れるのも俺だけで優越感を感じる。


幸せに浸りながら俺と楓ちゃんは脱衣所に移動した。



 俺たちは脱衣所で向かい合う。

楓ちゃんの裸を見ようというんだ、まずは俺が脱ぐ。俺が先に脱いだ方が楓ちゃんも脱ぎやすいと思うから。


まず上半身を脱いだ。

男の理想の肉体とは程遠い姿を楓ちゃんに晒すことになってしまったが、必ず楓ちゃんにふさわしい肉体を修業で作り上げてみせる。


上半身裸になって、次は下半身だ。

恥ずかしい気持ちは強いが、よく考えてみればもうすでに見られてるからな。サッと脱いだ方が男らしいぞ。


カチャカチャとズボンのベルトを外し、ズボンを脱ぐ。

ボクサーパンツも一気にズルッと脱ぎ下ろした。



ブランッ


もうすでに勃ちかけているソレはブラブラと揺れ動いて露わになった。

今この瞬間も陰茎に血が集まってきている。勃ち上がるのはまだ待て、楓ちゃんはまだ着てるんだから勃つにはまだ早いって。


以前見られた時みたいに手で隠してたらかっこ悪い気がして堂々と楓ちゃんに晒した。

楓ちゃんはさっきまでよりもさらに赤く染まってて、視線を下の方に向けたままピクリとも動かなくなっていた。



「……楓ちゃん? 大丈夫?」


「―――ハッ! ご、ごめんなさい涼くん。フリーズしちゃってた」


「……うん、それで、楓ちゃん……」


脱げとは言いづらいけど、俺だけ素っ裸な状態はさすがに恥ずくて耐えられない。


「うん、私もすぐに脱ぐから」



ついに、楓ちゃんが脱ぐ……!

期待と希望と興奮で俺の頭はいっぱいに埋まっていた。



楓ちゃんはまず、首の後ろに手を回してネックレスを外した。

まずはネックレスからか……やはり焦らしてくる。ネックレスを外す仕草も艶かしい。


次に、ニーハイソックスを脱ぐ。ソックスを脱ぐ仕草もエロすぎる。



そして、両腕をクロスさせて服の裾を掴み、ゆっくりとずり上げていく。

美しいラインを描く腰、服から覗かせるおへそ。くびれのあるウエストが、俺の目に飛び込んでくる。

きめ細やかな白い素肌でスタイルも良すぎて、何時間でも見ていたい。


衣服をずり上げる速度が本当にゆっくりである。徹底的に焦らすのを忘れない。

あともうちょっとでブラジャーが見える……というところでピタリと脱ぐ動きを止める。見えそうで見えない、ギリギリのギリギリ。焦れったくて、心が焼き尽くされそうになる。


ゆっくり、ゆっくりと上げる。胸が大きくて少し脱ぎづらいみたいなので楓ちゃんは少し背を反らし、くびれが強調された。



見えそう。見え……見えっ……見えた。

ピンク……ピンクだ。可愛いピンクだ。

ピンク色のブラジャーが露わになった瞬間の俺は瞬きも呼吸も止めるほど集中していた。


花模様のレースをあしらったサイズの大きい桃色のブラジャーは、真ん中に可愛いリボンがついている。リボンの真上には男のすべてを誘惑して狂わせる妖艶な谷間が。


凄まじい速度で男の部分に流れ込む大量の血液。みるみるうちに角度が上がっていく。



上半身を脱いで下着だけになった。脱いだ際にふわっと流れるように揺れるゆるふわな長い金髪も劣情をどうしようもなく煽った。


ミニスカートのチャックも下ろされ、パサッと床に落ちた。

スカートが床に落ちる音は俺の耳には何よりも大きく響いた。


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