弟の死(弟バージョン)
連作みたいになってしまいました。
弟の死という私からしたら初期の作品を作者小波が読み解いてみた!シリーズです。(?)
前回、弟は姉をどう思っていたか?を掘り下げられなかったので書き足します。
姉も弟も小波さん本人の心の住人です。
親からの関心から遥か遠いところで自由気ままに子供時代を過ごす姉を病院から僅かしか出られず死んだ弟は羨ましかったかもと思いました。
過保護も暴力です。過保護を受けた弟、無関心を通された姉、(放任)これがどちらも私です。過保護は相手の意見を取り入れる事はないので同じく無視なんです。
過保護でいいやと諦めてるのは、親との衝突は相当に面倒くさそうだと感じていた末っ子の私の気持ちです。恐らく上の兄弟を眺めて怯んだと。ズル賢いと言われ、八方美人と呼ばれる。世渡り上手と言われてもぜーんぶディス!な周囲からの嫌味でした。(兄弟、親どちらもその言葉を使いました、しかし全員では無いかも、、)
過保護はつらいが放任だけで生きれるか?と、無茶ですよね。
だから、私の生きる知恵は八方美人で合っています。
適材適所に親に対応して生き延びる。
愛は理解です。私は親が何考えてるのかさっぱりです。
今ある命は貰いました。命を繋ぐ為の食糧もたくさん受け取りました。そして、首には縄がかけられていました。
弱肉強食と言っても大袈裟と思いません。子供の頃体験済みの世界観を怯えを壊してあげたら、世の中は弱肉強食では無かったです。(仮)
ありがとう。