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【エッセイ】

雨の日は傘を差すべき





-1-


雨の日に、傘を差さず、歩く人を見て、



じゅんびを怠っているのね



とは、誰も言いやしないのだろう




また、濡れぼうずなその人へ、



自分の傘を与えてあげよう



とは、微塵も考えやしないのだろう




前者を 親切 とは呼ばず、



後者を 不親切 とは呼ばない



正しき日常の在り方





―2―


正しき日常とは循環である



規則正しく、安寧である



少し面白くて、少し退屈




それを為すのは、とても大変で



それを続けるのは、とても容易く



それを壊すには、勇気がいる




さあ、飛び出せ若人よ



正しき日常なんて、求めるな



傘など、濡れ坊主に渡してしまえ












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