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誰にもバレずに人類の頂点になりました  作者: 足森悠里
第一章
5/15

俺、就職します。

二見とあんな事があった翌朝。俺たちは大広間に集まっていた。

食堂で朝食を食べていた時、カルムが俺たちに大広間に来るようにと言われたのだ


という訳で俺たちは大広間に集まった

すると、そこには大きな水晶玉と神父らしき人がいた

俺が思考を巡らせていると、カルムが前に出てきて言った



「これからお前たちに、職業を与える!」



は?やだよ。俺は生涯を自宅の警備員として過ごすつもりなんだよ。ふざけんな


「職業と言っても、自分だけの固有スキルを与えるということだから職ではないがな」


なるほど。ゲームでいう勇者とか魔法使いとかのことか。納得


「では、一人ずつ前に出ろ!」


………誰もでない。さすがに最初は恥ずかしいよね、と、思っていたら


「私がやります」


神無が出てきた。さすが生徒会長さん


「まずは、この水晶玉に触れろ」


神無がカルムの言う通りにすると、水晶玉が淡く輝いた

神父は少し目を瞑り、目を開いて言った


「六羽神無、お前に大賢者の職を与える」


神父の言葉に周りがざわめく。まあ、聞いた限り凄そうだもんな。でも、知力があれだけすごかったんだから当然か


「固有スキルは、【脳内検索】【絶対命中】【最善策】だ」


またなんか凄そうなやつだな


「次の者!前に出ろ!」


カルムの言葉で、多くの人が我先にと水晶玉の方に走る。俺と二見と一は、神無と合流した


「何か、凄かったな」

「ねぇ、固有スキルって具体的にどんなの?」


俺たちに聞かれて、神無はステータスプレートを見せてくれた


__________________________________

【六羽 神無】


固有スキル

【脳内検索】

物事を瞬時に理解出来る

【絶対命中】

どんな攻撃でも100%ヒットする

【最善策】

物事の最善策を把握できる

______________________________


凄かった!


「まあ、皆行ってきたら?」


そうだな、早速行くとするか

順番は二見、一、俺の順になった


「如月二見、お前に中級魔法師の職を与える」


魔法師か。魔力凄かったもんな。


「固有スキルは、【中級魔法】【魔力消費】だ」


______________________________

【中級魔法】

中級魔法を使える

【魔力消費】

魔力の消費を減らす

______________________________


なかなかのチートだった


「睦月一、お前に勇者の職を与える」


勇者きたーーーーーー!流石だな、一


「固有スキルは、【攻撃力上昇(中)】【防御力上昇(中)】

【回復力(中)】【忍耐】【聖なる力】だ」


_____________________________


【攻撃力上昇(中)】

戦闘中、攻撃力が上昇する(中)

【防御力上昇(中)】

戦闘中、防御力が上昇する(中)

【回復力(中)】

ダメージを受けたら自然回復する(中)

【忍耐】

戦闘中、命中率が25%上がる

【聖なる力】

魔物との戦闘時、攻撃力が上昇する

_____________________________


勇者ぁぁぁぁぁぁ!さすがチートの塊!!

一も嬉しそうだ


「文月七河…」


次は俺か。一体どんな職になるのやら。贅沢は言わないからなるべくいいやつを………!


「お前に……」


カモン!チート職!!



「設計士の職を与える」


…………え?今なんと?


「すみませーん。もう一回言ってくれませんか」


「文月 七河、お前に設計士の職を与える」


……………………………………………………………………………………………

マジでかぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!

何!?設計士って何!?すっげえリアルなんですけど!?まあ、親が建築士してたからなんとなく分かりますけどね!?それでもひどくないですかぁぁぁ………


「固有スキルは、【座標】【解体(中)】【設計】だ」


_____________________________________


【座標】

半径500メートル内にある物体の大きさ、その物体から自分までの距離が分かる

【解体(中)】

物体を解体できる(中)

【設計】

物体の設計図を瞬時に理解できる

_________________________________


なんとなく凄かった!結構なチートじゃないか


「その職は不人気な事でレアじゃぞ。今この世界は奴隷や精霊を利用しているから、そのような職は必要ないのじゃ。実は、そのような職になった者は一度だけ転職ができる。どうしたい?」


…………変えようかなっていう思いもあるけど、自分を選んでくれたこの職を手放したくない。俺は、この職で頑張ってみたい


「いいや、この職にするよ」

「………そうか、分かった」


こうして俺は、設計士になった

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