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誰にもバレずに人類の頂点になりました  作者: 足森悠里
第一章
14/15

ダンジョンの下で、いろいろ叫ぶ その2

やっと落ち着いてきました

これからも頑張っていきます



「うおおおおおおお!!!!!!」


やばい!このままじゃ死ぬううぅ!!!


「くそっ、あんなときにフィギュアを落としやがって。七河、一生の不覚!!」


でも、自分の危機を省みず他の命を助けるなんて。七河えらい!!



………じゃなくって!!




「落ち着け七河、そんな時は素数を数えるんだ。1,2,3,5,7,11……」


パニクってしまったため、1を素数として数えてしまっている。ちなみに1は素数じゃないよ



…………しょうがない。辞世の句でも読むか



「さようなら ああさようなら さようなら」


五七五の十七文字、字余りなし



……………そうのんきに考えていると、地面が迫ってきた



「イやああああああああああああ……………………」



ぐしゃっ


……………………………………………………


____________________________________



私こと如月二見は、神無ちゃんと朝食をとっていた。カルムさんの話だと、これからすぐに出発するそうだ


「二見、今日も頑張ろうね!」


神無ちゃんが私に話し掛ける


「そうだね。今日はもっと奥に進みたいよね」


早くこんなところから、元の世界に帰りたいな


「そう言えば、七河と一君は?」


「一は、向こうで友達と食べているよ」


神無ちゃんが指さした先には、皆と仲良く食べていた一君の姿があった


「七河は、何処にいるんだろうね?」


どうやら、神無ちゃんも知らなかったようだ


「朝起きた時から、何処にもいなかったんだよね」


「どこかに、ひっそりいるんじゃないの?」


「そうかな?」


まあ、確かに七河の影の薄さは、折り紙つきだけど


「探してみる?」


「そうだね。探してみよう」


そう意気投合して、座っていた場所から立ち上がった瞬間


「かいちょ〜」


一人の女子が神無ちゃんに話し掛けてきた


「どうしたの?」


「カルムさんが、今後の作戦について話したいだって」


「………分かった。それじゃあ、二見。私も後で探すから」


「うん。分かった。頑張ってね」


そう言うと、神無ちゃんは、カルムさんのところへ行ってしまった


「さてと、じゃあ探しますかね」


「二見〜」


「何?」


私の友達が、話し掛けてきた


「中列の人たちで、作戦会議するってよ」


「そうなの?」


……………………………………しょうがないけど、後にしよう


「うん、分かった。今行くね」


私は、友達と一緒に作戦会議の場所へ向かった


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