一日の終わり
課題が最近忙しくなり、連載する暇がなくなってしまいました。
頑張ります。
俺たちはカルムの言う通り休憩を取り、6層へ向かった
皆は、5層のボスが簡単に倒せたことによって、結構浮かれていた。特に卯月は編成を無視し始めていて、勝手に魔物を一人で倒し始めていた
ウザイと思っていたが、あいつが役に立っていたのは事実だった。
そして、卯月の暴走はそれだけではなかった
「おい、七河!さっさと倒せよ。ったく、使えねえったらありゃしねえ。いや、魔物のエサにはなるかな、ハハッ」
5層であまり活躍しなかった俺たちを下に見始めたのだ
……………一応感謝してるんだからね!心の底から嫌ってなんていないんだからね!
感謝しているのは、本当だ。少しばかしレベルが上がったからな
こうやって他人をフォローするとか七河くんえらい!!
「七河、なにニヤニヤしてんの?気持ち悪いんですけどぉ。ハハハハッッ」
ぐうっ!慣れろ、俺、慣れろ……慣れるんだっ………!!!すれば、道は開ける!!
「では、ここで今日のダンジョン踏破を終了する!!各自就寝の準備をしろ!!見張りは2時間交代だ。担当の者は集中しておけ」
やっと一日目が終わる。だるかったなぁぁ。はぁぁぁ。俺は幸運なことに見張りなんてしないからな。これでゆっくり寝られ……
……………おっかしいなあ、俺のスペースがないなあ、myspaceがmissingしているなあ…………
……くっっ、またかっっっ、またなのかっっっ、またこの状況なのかっっっ!
最近、影が薄くなくなったと思っていたのにっっっ!
しょうがないな、壁にもたれかかって寝るか……
「どうした文月。眠れないのか」
あ、えーと、これはこれは同級生の長月君、どうしたのかな?
「そうか、そうなのか。それならお前に頼みがある!!」
「ど、どうしたいきなり」
「じ、実は…………」
実は…………?
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「うっ、くっっ。何で俺がこんな目に………!」
2分後、そこには、剣を持って佇む俺の姿があった……
『見張り変わってくれ!!』
何で承諾しちゃったのかなあ、どうしてなんだい、俺っっっ
まあ、2時間で終わるし、別にいっか
………にしても、暇だなあ……暇すぎて困ってしまうまでまる。せっかくだし、職業スキルを上げておくか
こうして、俺は2時間スキルを上達させていた。見張りを忘れて……
…………………………………………はっっ!!
まずいまずいまずい!!!見張り忘れてたぁぁぁ……!魔物は!
ふぅ、幸い魔物は襲ってこなかったようだな
俺もさっさと寝よう………………
ここで、第二の問題が発生した
……………次の見張りって誰?
多分、長月君なら知ってるかな………あらら、思いっきり爆睡していること。とりあえず揺さぶる………。起きない。次に顔をつついてみる……。起きない。次に殴ってみた…………。起きない。
…………………いやいやいやいやいや。起きろぉぉぉぉ!!寝過ぎにも程があるぞおおお!!!ほんっとに起きてくださいいいい!!!
はあ、はあ、はあ、はあ……………
…………………ジーザスっっっ!!!
はあ、待つしかないのか……
そうして6時間、誰も起きる気配はなく、俺はずっと見張りを続ける羽目になった