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ティオ

挿絵(By みてみん)

ティオ

女性、14歳

身長:146cm

体重:35kg

バスト:72cm

趣味:草木の匂いの濃い場所で昼寝すること、悠や朱音に教えてもらったゲーム(オセロ、将棋など)

特技:動物の鳴きまね、動物にすぐ懐かれること

嫌いなもの:女の身体を商売道具として扱う行為


・経歴

 汚染者である母と顔も名も知らぬ傭兵の父から生まれた森人エルフの少女。

 母と自らの境遇から、一か所に留まるような生活を送ることができず、各地を転々としながら、母からの真摯な愛情を受けて育つ。語尾に訛りのあるフォーゼ言語は母の影響であるが、母との繋がりとして直すつもりはない。

 一つの地域に長居しない生活ゆえに対面の相手とすぐ仲良くなり、友達になる高いコミュニケーション能力が培われた。

 ある日、ある帝国貴族から養子として引き取ることを提案され、娘に少しでも良い生活をと願う母の説得もあり貴族の屋敷で生活することになる。しかし、それがティオの地獄の始まりであった。歪んだ嗜好を持つ義父から日常的に虐待を受け、似たような境遇の子供たちが次々に犠牲になるという過酷な日々を送る。

 そして心をすり減らす日々の中、ティオは似たような異常嗜好を持つ上流階級の人間が集うパーティに見世物として出されることに。ちょうどその時、戦士としての力を取り戻した母が潜入しており、ティオの無残な姿を目撃して我を失った母により、義父を含めたパーティの参加者は皆殺しにされる。

 貴族殺しとして追われる中、親子を追跡する帝国騎士ベアトリスの人柄を信じた母は、自らの首と引き換えにティオの保護を願った。ベアトリスは尽力してそれに応え、何とかティオの死罪を回避、帝国付きの亜人奴隷に落ちる留めた。

 そして奴隷としての業務を学ぶために都市メドレアに向かい、そこで悠たちと出会うこととなる。

 初対面の時から、悠に対しては穏やかな人柄に淡い好意を感じていた。

 自分のせいで母を死なせたという自責の念に苛まれており、自らのせいで誰かが犠牲になることに、極端な恐怖心を抱いている。


・2章時点

 悠の知己であるという理由により、粕谷京介によって半ば強引に世話役の奴隷とされる。

 人格を無視され道具のように扱われる日々の中、強く生きて笑って欲しいという母の最期の願いに応えるべく一生懸命に己を奮い立たせ表向きは気丈に振る舞っていたが、粕谷の限度を超えた仕打ちによって、ついに精神がギリギリまで追いつめられる。

 メドレアからの知り合いである悠、朱音らによって粕谷の奴隷という立場から救われ、第三位階へといたった朱音の奴隷となることに。

 悠に対する好意は、その時には深い愛情へと変じていた。

 だが自分が悠とは違う世界の人間であることや、親友となった朱音の思慕を慮り、朱音を応援する立場を取っている。

 第三位階の発情状態を口実にしたとはいえ、悠と一夜をともにした思い出は宝物のように大切にしており、時折思い出しては幸福感に悶えている。


・3章時点

 この頃には、本来の年相応に明るく素直な、軽妙な性格を取り戻している。

 亜人奴隷でありながら極めて希少な第三位階の魔道師であるという、難しい立場である。

 ベアトリスをはじめとする一部からは、奴隷という身分から解放して高待遇で帝国に迎える提案もされているが、3章時点では、まだ奴隷としての立場のまま、判断は留保されている状態。

 本人は、悠や朱音たちと一緒にいられるなら奴隷でも構わないと思っている。

 夢幻城での戦いに参加し、カーレル・ロウ、ユギル・エトーンとの戦いに参加。決め手となる活躍こそ無かったが、要所で仲間の窮地を救って見せた。

 元々、魔道師でなかった状態から、極めて特異な形で第三位階にいたったことから、まだ魔道師としては未熟な状態であり、己の魔法も扱えていない。



・魔道

 魔法“精霊庭園エレメント・クアドリラテラル


「地、水、火、風、其は万物に宿りし根源なり――」

「四精、我が庭にて集いて歌え――」

「地よ、其は豊穣の祝歌を――」

「水よ、其は慕情の恋歌を――」

「火よ、其は勇気の凱歌を――」

「風よ、其は自由の遊歌を――」

「其は我が友、我は万感の謳歌にて其に応えん――」


化身型。具象形は、土、水、火、風の四体の精霊。

異なる特性を有する四体の具象体を操ることで多くの状況に対応可能な、極めて高い汎用性を誇る魔法。バランス型の一つの到達点。

ただし、四体の精霊のそれぞれの特性を引き出しながら四体同時に精密な操作を行うには大変な熟練と素質を要し、使い手には高度な魔道の基礎を要求する。


また、四つの精霊を融合させることで「第五精霊」という状態へと変ずる。

これは、魔族に触れると莫大なエネルギーに変換され、中位以下の魔族ならほぼ一撃で滅することのできる極大な破壊力を生み出す。

ただし、この能力を使用すると一定時間は魔法の具象化ができなくなる。


ティオ使用時

攻撃力:B

防御力:C

機動力:B

持続力:B

特殊能力:B

射程距離:C


リオ使用時

攻撃力:A

防御力:A

機動力:A

持続力:A

特殊能力:A

射程距離:A

※魔法単体ではなく、本人のスペックも含めた評価

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