鉄 美虎(くろがね みこ)
鉄 美虎
女性、17歳
身長:174cm
体重:63kg
バスト:105cm
趣味:料理・刺繍・ぬいぐるみや可愛い動物画像の収集
特技:家事全般(特に料理はプロ顔負け)
嫌いなもの:虫、ホラー作品、不良
・経歴
貧乏な家庭に生まれた少女。都内の女子高に通っていた。
極めて早熟な身体の持ち主で、小学生の頃にはすでに高校生と見間違えられるほどになっていた。
本来、気弱な苛められっ子であったが、最後まで強く生きた病気で死んだ幼馴染のようになりたいと想い、その真似をし続けた結果、雄々しく勝ち気な姉御肌と、心優しい臆病者という二面性を内包した、本人曰く「面倒臭い」人格が形成されるにいたる。
高校1年の時、トラックに轢かれそうな子供を庇ったことで、重傷を負う。何とか一命は取り留めたものの、頬や腹部をはじめとして、その身体には大きな傷跡が残り、家の経済状況からも消すことはできなかった。女性として大きなコンプレックスを抱いており、その傷痕を男性に見られることを極端に恐れる。
リハビリのために2年間休学しており、17歳であるが高校1年生。
最初の魔界での戦闘で、自分を慕ってくれていた年下のクラスメートの大半を失い、これ以上は誰一人として失わせまいと気を張っていた。
ちなみにいつも服の前が開いているが、別にファッションではなく、胸が大き過ぎて前が閉まらないからである。
・2章時点
異世界召喚後は、自分と一緒に転移されたクラスメートと共にグループを作り、そのリーダーとして勢力の一つを形成。仲間を守るために神経質になり、やや排他的に振る舞っていた。
ティオを救おうと奔走する悠と朱音の真摯な姿を認め、気を許すようになっていった結果、自然と雨宮グループと合流する。以後は、武田省吾と並ぶ副リーダーとして頼りにされている。
・3章時点
夢幻城での日々と死闘を経て、魔道師として大幅な進歩を遂げた。
犬猿の仲であった島津伊織との関係にも、若干の改善が見られる。
また、2章の事件からは可愛い後輩として接していた悠に対して、共に過ごした日々の中で淡い恋愛感情を抱くにいたる。暴走する悠をその身体で静めたことで、その想いはよりいっそう強まったが、年長者として一歩引いた目線で接している。
悠と付き合おうとかそういう踏み込んだ思いは、今のところは無い。
・魔道
魔法“拷問台の鋼乙女”
「あなたはとても強い人――」
「死神ですら、あなたを汚すことは出来なかった――」
「その強さが、わたしは悲しい――」
「その痛みを知りたかった、その苦しみを知りたかった――」
「だから教えて。分かち合いたい。あなたの痛みと苦しみを、どうかこの身に与えて欲しい――」
「例えこの身が血に伏せようと――」
「それは、わたしの愚かさへの罰なのだから――」
化身と同化の混合型。
本体である美虎の周囲に浮かぶ、幾つもの盾。
「大切な人の痛みを知りたい、代わってあげたい」という美虎の想いにより生じた。
射程距離内の味方が受けたダメージを盾で肩代わりし、その痛みを美虎が引き受ける、身代わりの魔法。
ただし、盾の耐久力を超過したダメージは本体に及ぶ。
守護対象が多ければ多いほど、本体である美虎から離れるほどに防御能力は低下する。
加えて、盾に蓄えたダメージを、美虎との接触を介して跳ね返す能力を持つが、美虎自身が第三位階としては鈍重なので、使い所が難しい。
防御面に不安の残る攻撃特化の能力と極めて相性が良い。
攻撃力:D
防御力:S
機動力:E
持続力:A
特殊能力:A
射程距離:B
※魔法単体ではなく、本人のスペックも含めた評価