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神護  悠(かみもり ゆう)

挿絵(By みてみん)


神護かみもり ゆう

 男性、15歳、身長156cm、体重45kg


・経歴

 まるで少女のように柔らかな容貌と華奢で小柄な体躯であるが、れっきとした男性である。髪は完全に色素が抜け落ちており、真っ白。

 国家のとある暗部により、生まれた時から外道という言葉ですら足りないほどの人体改造や薬物投与、そして様々な実験の素体とされていた。その少女のような容貌も、その時の影響でホルモンのバランスが崩れてしまったためと言われている。実験の唯一の生き残りであり、成功例だが、その影響故に内臓の機能が次第に弱り、余命は1年以内と言われている。

 彼は人生最後の希望として、普通の少年として学校に通うことを望んだ。当たり前の少年のように学校に通い、友達を作り、一緒に勉強をして、遊び、同じ時を過ごすことが、彼の抱き続けていた夢の一つである。

 度重なる実験の結果、彼の肉体は超再生、超動体視力、瞬間記憶能力を獲得している。


・性格

 温和で温厚、15年間研究所の中で過ごしたおかげで極めて好奇心旺盛であり、何にでも新鮮な楽しみや喜びを見出す。

 人付き合いの経験が殆ど無いことから、他者との距離感を計りかねている部分がある。

 ただし、15年もの間実験動物のような生活を過ごしていたことから、情緒面で欠陥的な部分が存在する。

 具体的には、怒りや憎悪といった負の感情が著しく欠損しており、特に彼は自己に向けられた悪意、悪行に対して、負の感情を抱くことが出来ない。一見すれば心の広い人物にも映るが、そもそもが負の感情を抱いていないのだから心の広さとは無関係である。彼が本当の怒りや憎悪を抱いた時、果たしてそれを御せるかは彼自身にも分からない。


・魔道

・第二位階

 資質は“生成”と“共感”。

 気、液、固と状態を変質させ、更に己の感覚と同調させることが出来る。

 攻撃能力は低いが、防御や探索など高い汎用性を持ち、彼の肉体の持つ能力によってその用途を大幅に広げている。


・第三位階“斯戒の十刃(テン・コマンドメンツ)


は悠久に流れ、過ぎ去るもの――」

「万物、如何なる者も抗うことあたわず――」

「其は万象、星々すら飲み込む無限の大河なり――」

「其は天なる理なれど――」

「其に異を唱える者、此処ここに在り――」

「天よ、主よ、認めぬならば、我が白刃にて応えよう――」

「時よ、止まれ――」


 具象形は十本の剣。

 その根源は、研究所での生活で時の流れと共に仲間を失い続けたトラウマに起因する。

 その能力は、その刃を受けたものの「時間の流れを停滞させる」。

 悠がその手に取ることで物理的影響を持ち、普通の剣としても用いることが可能。手に持たない剣は自在に操り、飛ばすことが出来るが、刺さっても時間を停滞させるのみで物理的ダメージは無く、かなり脆い。


 また、刃の物理化は「悠に触れている」と認識することで発動するために、上記の魔術と組み合わせることで遠距離攻撃にも物理的攻撃力を付与することも可能である。ただし、直接手に持つ時よりは強度は弱く、時間停滞の効果も弱まるという中途半端な状態となる。


 1度に10本まで具現させることが可能であり、破壊されても即座に新しい剣を具現できる。

 破壊されても使い手である悠へのダメージは無く、一見するとノーリスクで扱いやすそうにも見えるが、それぞれの刃の強度は低い脆いために、一点集中的な高密度・高強度の攻撃に対しては脆く、また堅牢な防御力を持つ相手にも決定力が欠けるため、相性が悪い。


攻撃力:B

防御力:C

機動力:B

特殊能力:A

射程距離:B

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