第4話 仇
ドタッ
夢はやはりおわるとむなしい
・・・・巻物がわき腹にあたっていたい。
さて、今度はなんだ?
水の水晶は、静寂によって開放される。
治癒の効果あり。
願えば水竜があらわる
真田「・・・・・宮本がいない!!」
佐々木「あ、ホントだ」
宮本「踏むなぁぁぁ」
真田「うわぁぁぁぁぁ」
地面から声が聞こえる。
即座にこけた。
・・・・・宮本を踏んでいたようだ。
さて今回はどこに着いたのだ?
・・・・・殿がいる。
と、言う事は過去にもどったのか。
これは、殿が病にたおれているところだ。
!!!!あの時には、みえなかった常闇がみえる。
これが原因としか思えない。が払いかたがわからん。
・・・・・治癒か。
静寂の力で開放するのか
・・・・・そんなはずはない。
一瞬いやなことが頭を横切った。
確か記憶では、ここで上杉がせめてくるはずだ。
記憶とは便利なものだ。
確かやつはここに攻め込む。
だとしたら、ここを置いて違うところへ陣をはる。
すると上杉はここら一帯をさがすだろう。
すると上杉の本陣はがら空きになるそこに騎馬隊がせめる。
これがもっとも良い方法だが、相手は上杉油断は出来ない。
ならば、ここは俺たちだけでいくしかないか。
火龍もいる大丈夫だ。
馬を使おうか、火龍をかうか。
俺は馬を使おう。
昔の愛馬がある。
これなら三日もあればつく。
・・・・・着いた。
敵陣は・・・・・
!!!!!
いない、敵が、という事は
これは、策をみぬかれた!!
真田「・・・・やられたか。」
真田「すぐに戻るぞ!!」
いまここには居ないということは敵は本陣にいるはず。
真田「・・・・」
真田「遅かったか・・・・・」
本陣にもどった時にはおそかった。
味方は壊滅、武田は見るも無残なすがたに。
そこにはなにも残ってはいない。
のこっているとしたら静寂と悲しみ
みると、水の水晶はきえていた。
武田の死が真田の中にとりこまれる。
後ろから上杉が来た。
上杉「・・・・・クク・・・・」
上杉「面白いやつよ死をかくしてまで、抵抗してきよった」
怒りをとおりこし、むなしさがでてきた
真田「・・・・・仇をとらせえもらおう」
水竜がでた、槍に力がでる。
スパッ
上杉を切った。
仇はとれた。
・・・・光が、真田たちを包む