表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
NoraGirl  作者: anzy_n
63/106

【heavy snack】




不器用に作り笑いを浮かべる世界が


何だか痛々しく感じて


それに甘えるアタシは情けない。


時々気になってしまうんだ。


かしこまった今に誰も裸では居られない。


チョコレートは何℃で溶けていくもの?


さっきまで冷たかったはずなのに


気がついたらラッピングされた世界の中で


遠慮しがちにギリギリの形を保っている。


アタシの存在は


アノコの良さを再確認する為のそんなモノ。


ねぇ。


そうでしょ?


主食にもデザートにもなれない。


手頃な間食。


きっとそう。


それなら微かな甘さで


キミのすべてを蝕んでしまいたい。


痛いぐらいボロボロになって


消えてしまいそうなぐらいゴリゴリと。


誰かに削られてしまえば


もう少し可愛くなれるよ。




評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ