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【strawberry sky】
キミもニセモノ。
唇噛み締めて感じた味は
荒れたstrawberry。
寂しいね。
こういう瞬間って。
甘くも酸っぱくもないの。
ただ苦いだけ。
敏感な舌は残念そう。
まだまだ甘い何かを求めている。
早く胸焼けしたくて疼いている。
見上げた空は壁紙で
触れた指先は真っ平らで
笑いかける笑顔は
ただの色の集まりだったの。
入った瞬間は涼しく感じても
時間が経てば汗だくなのよ。
慣れた世界に
何となくサヨナラできない。
風も吹かない空間は
一面アタシの指紋だらけ。
動かない雲を指折り数えて
何度も満足しそうになった。
一枚だけ扉はあるのよ。
でもね
扉に耳を近づけたら聞えたの。
この先はイバラだらけだよ?
そんな囁き。
見てもいないのに
その言葉がアタシの思考を
勝手に支配していく。
そんな気がしてならないの。
耳を澄ましたって
壁を叩いたって
乾いた音しか響かない。
耳元に残るのは
strawberryの笑い声だけ。




