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泊まり、そして……

今回は性行為の表現が含まれています。苦手な方はご遠慮ください。


放課後、約束通りに瀬戸先輩は家に来ると言うことで家に向かって歩いていた。


部屋大丈夫だったかな?掃除はこまめにしていたから汚くはないと思うけど……

ただベットの下の本……見られるとさすがにまずいか。

ベタなところに隠していることを今になって後悔する。

見つからないことを祈ろう……


つーか、何で俺はこんなにドキドキしてるんだ?別に家に来たからと言って何かするわけでもないのに。

そりゃ、男だったら多少の期待は持つだろうがまだ付き合って間もないのに……

ドキドキしてる俺が阿呆なだけか。現に瀬戸先輩は家に来るのに全く抵抗がないみたいだし。

もっとも、こういうことに慣れているのか?などと思ったりもしたがそこらへんはできるだけ考えないようにした。

普通に考えたら瀬戸先輩くらい美人なら付き合った男の数も多いはず。

経験してないほうがおかしいのかも。

……考えるのやめよう。むなしくなるだけだ。


家に到着すると玄関の鍵を開けて瀬戸先輩を中に入れた。

俺の家は普通の一戸建て。一人で住むには広すぎるが、いまさら別のところで一人暮らしをするのもめんどくさい。


「おじゃましま~す」


「先に俺の部屋行っててください。2階上がって左の部屋です。飲み物持っていきますから」


瀬戸先輩を先に部屋に向かわせて俺は台所で飲み物を用意してから部屋に向かった。

部屋に入ると瀬戸先輩はキョロキョロと部屋を見渡していた。


「あんまり見られると恥ずかしいんですけど。はい、飲み物どうぞ」


「ありがとう」


二人して床に座り、くつろいだ。

何かをするというわけでもなく、ただ話をするだけ。

趣味のこととか、料理についてとか、パソコンでなにしてるとか。

そんな他愛のない話。それでも話している間は楽しかった。


気付けば外は真っ暗で時刻は8時を回っていた。


「ちょっと遅くなっちゃいましたね。そろそろ帰らないとまずいんじゃないです?」


「ん?大丈夫だよ。今日ここに泊まるし」


……今、さらっとおかしなこと言わなかったか?


「え~と、たぶん俺の聞き違いだと思うんですが……今なんて言いました?」


「だから今日はここにお泊りしますって」


「どこに?」


「だからここ。神崎君の家」


「なぜに?」


「泊まりたいから」


「俺がもし拒否したら?」


「拒否されても泊まる。これは決定事項です。」


決定って、拒否権なしかよ。つーかさすがに泊まりはまずい。

適当に言って帰らせるしかない。


「えっと、言ったはずですけど俺この家に一人暮らしなんですよ?」


「知ってるよ」


「一人暮らしの男の家に泊まるっていくらなんでもまずいっしょ」


「どうして?」


「そりゃ……なんかまずいことでも起きたりしたら」


「まずいことって?」


「だから……その……」


「エッチなこと……?」


体がビクッと反応した。この人はわかっていて言ってるのか?それともからかっているだけか?


「まぁ、簡単に言っちゃえばそういうことです」


「神崎君はしたくないの?」


「なにをですか?」


「エッチ」


瀬戸先輩の顔からはまったく恥じらいというものが感じられない。

平気でこんなこと言う人だったのか?


「したいとかしたくないとか、そういうことじゃなくて」


「じゃあどういうこと?」


「だから……まだ付き合ったばかりですし」


「エッチに関係あるの?」


関係ないだろうけど、付き合ってすぐにエッチって抵抗ないの?


「それに、避妊道具持ってないです」


「ゴム?私持ってるよ」


準備がよろしいことで……いつも持ち歩いてるのか?


「あとは……えっと……」


「まだなんかあるの?」


「……俺、初めてですし」


「私が最初の相手じゃ不満?」


平気でさらっとものすごいこと言われた。


「あ~もう!じれったいな!私とエッチしたいの?したくないの?どっち!?」


瀬戸先輩がグッと近寄ってくる。目の前には瀬戸先輩の顔。


「いや、だからしたいとかしたくないとかじゃなくて」


「どっち!?」


さらに顔を近づけてくる。聞く耳持たず、俺の回答はイエスかノーか。


「正直な答えならそりゃしたいですよ。だけど……」


「それじゃあOKということで」


そう言うと瀬戸先輩は俺を押し倒し、唇を重ねてきた。

唇と唇を合わせるだけのキス。

ほんの短い時間。そのまま瀬戸先輩は舌で俺の唇をノックするとスルリと口の中に舌を入れてきた。

入ってきた舌は俺の口の中を嘗め回し、水音を出している。

最初、俺はどうすればいいかわからなかったが瀬戸先輩の舌の動きをマネして積極的に舌を動かした。


しばらく、時間にして短かったと思うが俺にしてみればとても長い時間。

フッと口が離れるとその間に唾液の線が伸びる。

それを見て興奮してしまい、俺は素直に「したい」と思った。


俺は立ち上がり、瀬戸先輩を抱き上げるとそのままベットの上に乗せ、抑えきれなくなった性欲を発散させた。

初めてということもあり、うまくできていたのかはわからなかったが瀬戸先輩は気持ちよさそうに声を出して俺を受け入れてくれた。



どれだけ時間がたったのか、俺たちは何回も交わり、もうダメと疲れて眠った。




毎日更新目標でしたが、昨日更新してなかったですね……

読んで下さっている方、すみません。そして読んで下さってありがとうございます。

下手な文章ですが、がんばって書いていきたいと思いますので今後ともよろしくお願いします。

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