え？！　爪って皮膚にめり込まないの？

痛みに同調しやすい方、想像力豊かな方はご注意ください。場合によっては、痛みを想像してしまう恐れがあります。

巻き爪について、ググる方は閲覧注意です。怪我の写真が多数出てきました。

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　何を言ってるんだ、この物体。

　そう思ったみなさま、こんにちは。めり込み物体げんらです。

　そうです。爪という物は、皮膚にめり込むスタイルがデフォルトだと思って生きてきました。

　爪について、親が気にかけるのでは？　とお思いのパパさん、ママさんもおりましょう。

　ワシ、幼稚園児の頃から、自分で爪を切っていたのです。２歳年上の姉と、いろんな事がスタートライン一緒のため、しかも器用にこなすのもあって、放置しても大丈夫なポジションでした。

　なので、親が気にかける事など皆無。

　しかも、年齢１桁のお子ちゃまは、爪に対して疑問を抱かない。

　そのまま大人になってしまった物体です。

　とーちゃんが、なんとなく巻き爪っぽいものと聞いた事は、ぼんやり記憶にあるのですが、インターネットが手軽にできるようになり、調べてみた巻き爪と、私の爪は似て非なる物。と微妙にめり込む爪から、目を逸らしました。

　そしてある時、足の測定を靴屋さんでやってもらい、「おめーの足に合った靴だ（意訳）」と、靴屋さんが言う物を装備しました。

　が、ただの拘束具でしたね。

　正しい靴とやらは、こんなにギチギチな装備品なのか？　

　けれど、正しいと言われているならば……と履いていた。が、ある時耐えきれなくなり、靴屋さんの選ぶ靴は履かなくなりました。

　足の爪がギチギチと潰されて、皮膚にめり込むんですよ。

　ある日、その靴屋の計測した結果を、よくよくよくよ〜〜く見ると、足のサイズや周囲、甲高などなどあるのだけど、その表には『足指のタイプ』は記載されていなかったのです。

　さっくり足指について説明。

　親指がいちばん長く、小指にいくにつれて短くなる『エジプト型』

（右）親指から小指まで右下がり　足指ラインを記号で表すと　＼　こんなかんじ。

　親指より人差し指が長くて、山を描いている『ギリシャ型』

（右）親指から小指で山型　指ラインは　´＼　なかんじ。

　親指から小指までまっすぐ横になっている『スクエア型』

親指から小指で真っ直ぐ。指ラインは　――　。

※ググれば、もっと細かくタイプがでてくるのですが、とりあえず代表的なものだけ。

　これらの足の指のタイプが、全く記載されていない測定結果。

　足の全長（踵から一番長い指まで）と足の周囲、甲高の数値のみで、靴屋さんは判断して靴をチョイスです。

　そりゃ、靴がきついわけだ。

　私の足は、エジプトとスクエアの間くらい。親指から中指まで同じような長さだ。

　少し短い薬指と、またほんの少し短い小指。

　記号を並べて、指ラインを表すとこんな感じ。

　‾ ‾ ‾ – _

　足の指はアーチや直線風なラインは描いておらず。

　そこらの靴は、先がキツめのカーブを描いているものが多い。そりゃ高頻度で薬指が引っかかる。

　靴屋さんで選んでもらった靴は、私の足にピッタリ合うものでは無かったようで、足の指に大ダメージを与えていました。

　血が出るわけでもなく、ひたすらめり込んで痛いだけ。

　今まで正しい靴に、慣れていなかったせい。

　と思い込もうとしていましたが、痛いもんは痛いんじゃ！　と、履くのをやめて、足について調べた結果、上記の足（指）タイプを知り、納得しました。

　しかも、私は足のサイズが小さい。（計測上、左２２.１・右２１.９）小さい分、靴のバリエーションはめちゃくちゃ減る。

　つまり、足のダメージを減らす履物は、下駄である。と納得をしかけて、我に帰ります。冬があかん。

　そんなふうに思考を飛ばしていても、ダメージが消えるわけではありません。

　靴屋チョイスの拘束具のせいか、爪が少しだけ変形しました。

　そこから、爪のめり込みが激しくなりまして、足の爪を切る時、めり込んでいる部分をカットしていたのです。

　ある時、げんらは足の爪を切りながら、家人に呟きました。

「足の爪ってめりこむから、めんどくさいよねー」

「ん？」

「え？」

　ん？　について聞いたところ、めり込まないよと言われて、目を見開きました。口もぱかーんと開きました。

　足の爪を見せてもらったら、めり込んでないんですよ。何で？？？

　そして、意を決して、己の足の爪をしっかりと見てみました。（足をひねって、つま先を目の前に持ってくるという、体がめちゃくちゃかたいワシには、かなりキツイ体勢）

――これ、ネットの画像で見た巻き爪じゃん。おもっくそ爪が＂くるん＂ってなってるじゃん！

　ググったら出てくるような血こそ出ていませんが、巻き爪の説明イラスト・写真と、瓜二つな爪の形がそこにありました。

　前に見た時より、くるん具合が強くなっていました。

　そして、手の爪もちょこっとだけ、めり込んでいます。

　なので、予防できると言われている爪のカット『スクエアオフ』をやってみました。とりあえず手で検証開始です。

　伸びた爪を四角い形に整えた後、角を少しだけ丸くする形なのですが、これが邪魔くさいのなんの。

　指の使い方変わるから、慣れれば大丈夫かな、と邪魔くさい形の爪で３週間過ごして……

　どうあっても、邪魔くさいから切り落としました。

　バチン、バチンと爪切りで邪魔な部分を切り落とす爽快感と言ったら、今まででいちばんスッキリした爪切りタイムでした。(*´꒳`*)

　爪がめり込む煩わしさ　＜＜＜　長い爪の煩わしさ

　圧倒的に爪が長い方が、邪魔くさい！

　爪のオシャレをする訳でもない、スマホ入力・タイピングの邪魔、家事の邪魔、日常生活において様々な動作の邪魔になる。

――爪なんて伸ばすもんじゃねえな……（個人の感想です）

　とりあえず、ガチの巻き爪になっていた足の方は、靴を変えて様子見です。

　親御さん、お子さんの靴買う時、足の指の形も気にしてあげてください。

　大人のみんな、靴は拘束具じゃないから、自分の足の長さと、指の形と、甲高の合ったものを、見つけてください。

　合わない靴で出てくる症状は、外反母趾だけじゃないぞ！

　靴屋なんてアテになんねーよ、チクショウ！( ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾

　チェーン店じゃなく、メーカーだからと信じたのが良くなかった。ワシの知識不足もよくなかった。

　とりあえず、ググったら出てくる巻き爪（怪我の写真が多く表示されておるので、ググる人は注意）みたいになる前に、爪はめり込むものではない、と知ることができてよかった。

　めり込んだままだけど、軽減させる策を自分で施せるうちにやっておこう(´・ω・`)

　日常の自分の当たり前が、当たり前じゃないと知る事が出来てよかったと、プラス思考で、げんらは今日もめりこんでおります。

　足指の爪をスクエアカットにして、予防になるか検証をしたかったのですが、めり込んでいる部分をカットした後――めり込み部のカットは、巻き爪の人はやっちゃいけないらしい――で、まだ爪は伸びていません。

　普段の慣れ切った自分の部位に、疑問を持つ事って大事なんですね……(´・ω・`)