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おてんば姫ともう1人のアリス

まあ思いつく限り書いたので変なところもあるかもしれませんが読んでみてください。

「藤川さんあなたに聞こえるようにもう一度言う。」

何故俺がさん付けで呼んだかというと彼の方が年上に見えたからだ。

そして俺は深く息を吸い込み

「俺は10年以上前からアリスのことが好きだ。

それに結婚の約束もした。」

俺はアリスの前で言い切った。

すると藤川さんも満足した顔でアリスに聞いていた。

「だそうですよ?アリスさん、自分の心に素直になってみてはどうですか?」

「うん…そうだね」


何を言っているんだ?俺はそう思っていた。

するとアリスから

「実はね、藤川さんは偽の婚約者なんだ、

騙していてゴメンね。」

「そうだったのか?!俺だけ勘違いしてたのかよ…」

俺は顔を赤くした。

そうだった、これだけじゃないんだ俺が言いたいことは2つあるんだ。

「アリス、さっきお前に好きだ!って言ったけど実はもう1人好きなやつがいるんだ。」

俺がそう言うと彼女は知ってたみたいで

「知ってるよ。カレンのことが好きなんでしょ?

で、カレンにはちゃんと話をしてくるとか言ったんでしょ?」

ビンゴだった、俺は返す言葉もなくただ黙っていた。

そこで俺は考えてきたことを言った。

「俺はまだ17歳だし結婚はできない、でも婚約したことを発表するのは1週間後だ。

だからさ時間をくれないか?ちゃんとアリスとカレンちゃんのことを考えるから」

そう言うとアリスは笑って答えてくれた。

「そうね、私もそれでいいわ。」

よし、これでこの問題はいい。

俺は藤川さんの方を向いてお礼を言った。

「ありがとうございます。あなたのおかげでこの機会を設けることが出来ました。」

俺がそう言うと藤川さんは笑ってくれた。

「どういたしまして、僕はそろそろお暇した方がいいかな?」

意地悪な笑顔を浮かべて言った彼を俺は全力で引き止めた。

「待ってください!!今2人きりにしないでお願いします!!」

「そうかい?じゃあ遠慮なく居させてもらうよ」

藤川さんがそう言ったのを確かに確認し俺は再びアリスの方を向いて話しかけた。

「じゃあ2つ目のことを話すね?俺とアリスが結婚の約束をしたのを本当に覚えていないのか?」

俺がそう聞くとアリスはうつむいて

「本当に覚えてないの…」

そう言った、じゃあ俺の勘違いか?そう思った時にどこからか声が聞こえた。

「お兄ちゃーん!どこにいるのー?」

誰だろ?なんか聞いたことある声だな

俺がそう思っている時藤川さんが

「おーい!俺はここにいるぞ〜!!」

声を出した。俺は彼に視線を向けると言いたいことが分かったようで答えてくれた。

「ああ、僕の妹なんだ。紹介しよう、名前はー」

それをかき消すように彼女は大きい声をあげた

「ああ〜!いた!お兄ちゃん帰るよ?あれあなたはー」

俺が名前を名乗ろうとした時に彼女が

「くうちゃん?くうちゃんだよね?久しぶり!!

元気にしてた?」

「え?なんで俺の名前を知っているんだ?」

俺の質問に藤川さんがまた答えてくれた。

「実は小さい頃に君の家の隣に住んでいたんだ。確か妹が9歳くらいまでだったかな?」

な?と妹さんに目を向けて確認していた。

妹さんも頷いていたから事実らしい。

藤川さんは妹を俺とアリスに紹介してくれた。

「紹介しよう。僕の妹の藤川アリスだ。歳は17歳だ、仲良くしてやってくれ」

ふぅんアリスか…ってアリス?!ちょっと待てアリス?どういうことだ?

俺が悩んでいると藤川アリスが

「くうちゃん思い出してくれた?昔私と結婚の約束したんだよ?」


どうやら会ってはいけないやつと俺は再会したらしい…


ほらお姫様の方のアリスも固まってるもん…


どうしよう…

どうでしたか?

次回からはアリス姫とカレンと藤川アリスとの関係を面白くしていきたいと思っています!

悪い点ばかりだと思いますが是非感想を下さい!

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