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清楚姫とおてんば姫の間の俺は…

遅くなって申し訳ありません。

変なことになっているかもしれませんが暖かく読んでください。

なるべく早く更新しようと思っています

「子作りしましょう//」

そう言いながら迫ってくるカレンちゃんから逃げるように俺は後ろへと下がっていった。

「ちょっと待って!カレンちゃん…!!」

俺がさらに下がろうとすると後ろに壁があった。

もうダメだと思って諦めるとカレンちゃんも止まった。

「あれ?カレンちゃん…?」

俺がカレンちゃんの顔を見ると彼女は泣いていた。

「カレンちゃん?!どうしたんだ?」

俺が尋ねると彼女はちょっと拗ねた声で

「何で逃げるんですか…私はもう空我様、いえあなたに全てを捧げる覚悟ですのに」

半分泣きながらもそう言ってくれた。

そうか…なら俺もちゃんと話さなければならない、

「なあ、カレンちゃん話があるんだ。」

俺がそう言うと彼女は座って

「どうぞ、言ってください。」

「実は…」

カレンちゃんは俺の話を最後まで聞いて

「分かりました、あの方のところへ行ってください」

彼女はもう泣いていた。

「ごめんカレンちゃん…ちゃんと話さなければならないんだ!」

俺はそう言って彼女のおでこにキスをした。


俺は再びアリスの家の前に来ていた。

俺がベルを鳴らすと見知らね男性が出て来た。

恐らくここの執事だろうと思って俺は聞いてみた

「アリスは居ますか?居たら会いたいんですが」

「ああ、アリス様は出かけていらっしゃいます。多分町の方に行かれたんじゃないかと…」

「分かりました。ありがとうございます!」

俺はお礼を言い来た道を折り返した、するとアリスとばったり会った。

俺を見るとアリスは逃げようとする

「おい!待てよアリス」

俺はアリスの腕を掴んだ。

「どいて!離してよ、私はまだ行くところがあるのよ!」

伝えるなら今しかない!そう思った俺はアリスに言った。

「アリス、俺はやっぱりお前が好きだ!」

そう言うとアリスは顔を真っ赤に染めて

「今さらそんなこと言っても遅いわよ、私ももう婚約したんだから…」

それに、と付け加えて喋ろうとしたときに俺の後ろから声が聞こえた。

「アリス様、いやアリス姫ここにおられたのですか早く城に帰りましょう。」

見ると俺がアリスの居場所を聞いたときに答えてくれた人だった。

俺は低い声で

「お前は誰だ?」

と聞くと、その男はニッコリと答えてくれた。


「申し遅れました。私はこの度アリス姫と婚約した藤川楓と申します。」


俺はただただ見ることしか出来なかった。そして、同時に怒りも覚えた。

なぜなら目の前のアリスがあまり嬉しそうな顔じゃないからだ。

俺は気付けば楓という男に声を掛けていた

「お前はアリスのことが本当に好きなのか?」

そう聞くと彼は顔色も変えずに

「勿論です。一目見たときから美しい方だと思っています。」

「お前が会ったのは今日で今日好きになったんだろ?

なら俺の方がこいつを好きだわ…!」

そう言うと少しイラっとした声で聞いてきた。

「何故そう言えるのですか?」

俺は答える前に俺たちの様子をずっと見ているアリスの方を一度見て言った。


「俺はアリスのことがー10年以上前から好きなんだよ!!」

どうでしたか?

是非感想を下さい。お待ちしております

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