清楚姫の暴走?!
ちょっと読みにくいかもしれませんが暖かく読んでください。
「ちょっ…カレンちゃん?!」
俺はしばらく呆気に取られていたが何とか言葉を出した。
「私が空我様と結婚します。」
もう一度ハッキリと聞こえるように言った。
「カ、カレン?あんた本気で言ってんの?」
アリスも困惑したようでそう問いかけていた。
「ええ。私は本気です!お姉様が空我様をいらないやつ扱いしたので私が貰います。」
俺はカレンちゃんの方を見ているとあることに気がついた。
普段はこんな反抗をしないからなのかカレンちゃんは震えていた。
俺はそんなカレンちゃんを見て意を決した。
(女の子にこんな思いをさせてはいけない!俺も覚悟を決める!)
俺はカレンちゃんに近寄り彼女の父親に言った。
「お父さん、俺に彼女を下さい!
必ず幸せにします…お願いします!」
お父さんはしばらく目を伏せてから
「…分かった。空我君カレンを頼むぞ!
アリスもそれでいいな?」
「ふ、ふん!別に私はいいわよ、カレン幸せになりなさいよ」
「ありがとうございます、お姉様」
そんな訳で俺とカレンちゃんの結婚が決まった。
ーこのニュースが流れたのはしばらくしてからだった
今、俺とカレンちゃんは俺の部屋にいる。
「空我様のお部屋はお久しぶりです!空我様一緒に寝てもいいですか?」
「ぶっ…!」
俺は吹いた。カレンちゃん積極的すぎだろ!そう思いつつも
「ああ別にいいけど、あのさアリスのことなんだけどー」
「お姉様のことが気になるんですか?」
彼女は低い声でそう言ってきた。
そして、続けて
「姉様は私の幸せを全て奪っていったんです!
今日だって空我様が『約束覚えているか?』って聞いてたのに姉様は…!だから私が幸せを奪うんです!
ー分かりましたか?空我様?」
俺は初めてカレンちゃんの想いを聞いた!
「分かった。俺はこれからカレンちゃんをもっと好きになるよ!じゃあまず何する?」
すると彼女は満面の笑みで
「子作りです//」
あ、俺ヤバいかも
そう思ってしまった
どうでしたか?是非感想を下さい!待ってます!