どうなる俺?
続きですが面白くないかもしれません。
暖かく見て下さい!
俺はカレンちゃんに連れられ奥へと進んだ。
「恐らくお姉様はここに居られると思いますー」
「本当にいいのか、アリス」
カレンちゃんが言い終わる前に扉の向こうから声が聞こえた。
俺とカレンちゃんは扉に耳を当てた。
「だからいいって言ってるでしょ、お父様!
私はもう決めたの!」
少し扉を開けて中の様子を見るとアリスとアリスの父さんが話していた。
「あれだけ嫌だと言っていたのに…
もしや空我君と何かあったのか?」
俺は内心ドキッとした。
アリスの父さん鋭い、そう思いながら聞いていた。
「あ、あいつは関係ないわよ!あいつにも言ったけどさ、良かったじゃん!って言われたし…!」
「そうか、何もないならいい。じゃあ相手方には連絡しておくぞ、いいな?」
「ええー」
「ちょっと待ったー!」
アリスとお父さんはこちらを向き、カレンちゃんは後ろでビックリしてた。
や、やば!どうしよ。俺は逃げようとすると、
「空我君じゃないか、久しぶりだな。
今日はどうしたんだ?」
「あ、えっと、その今日はアリスに話があって来たんです。少しいいですか?」
俺がそう言うと、アリスが
「分かったわ。お父様もここにいてちょうだい。
ア、アリス〜?!それはねえだろ!
俺は心でツッコミながらも本題へと移っていった。
横目でカレンちゃんを見ると面白くなさそうな顔をしている。
なんでだ?俺はそう思いながらもアリスへと話しかけた。
「アリス!10年前のこと覚えてるか?
その…結婚の約束をしたことを。」
俺は本当に覚えていないのかな?と疑問があったから聞いてみた。
アリスはどんな顔をしているんだろうと思って見てみると
「っ…!そんなの覚えていないわよ!
大体今更そんな話遅いわよ!」
少し強張った表情でこんなことを言って来た。
「そうか…じゃあ相手のやつと幸せにな。
おじさん失礼しました!」
「あっ!ちょっと空我待ちなさー」
俺が帰ろうと思って歩き出した時に誰かの腕が俺の手を引いていた。
「お待ち下さい空我様!」
カレンちゃんだった。
「お父様私は来週で16歳です。私も結婚したいのですがよろしいですか?」
「あぁ、構わんが誰とだ?」
おじさんがそう言うとカレンちゃんは俺を引っ張って、
「空我様と結婚します。」
「な…!?」
俺は絶句した。
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