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魔法師Mの物語  作者:
第一章 新たな生活と力輝の過去
9/222

魔法のためでも、いなくなられるのは嫌だ

高校へ合格してなんとかひと段落をしていた。

 工藤さんの教育係というのもこれで終わりなのかと思いきや、そうでもなかった。


 ピピピピッ~♪・・・・・・・ガチャン!!

 「起きろ」

 バサッ!


 「・・・うっ」

 いつものように起こしに来るのだ。高校に合格することだけがお前の教育ではない。お前はまだ研修生だと、そう言われたのだった。


 「顔洗って着替えてこい」

 「はっ、はい」

 

 がっかりはしていない。もう慣れてしまったので、これがぱっとなくなると拍子抜けしてしまいそうだから。

 私は内心『いなくなると嫌だ』と、そう思ったのだ。


 

 

 「今日は訓練室に行くぞ。お前の魔法をこの目で見ておかなければ」

 「っ」

 

 その言葉に、思わず動きが止まった。

 そうだ。私がここに来たのは魔法のため、だったんだ。

 今の今まで忘れていた、もう少しだけ忘れていたかった。

 

 「ん?どうした??」

 「いえ。なんでもありません」

 

 工藤さんに心配をかけさせてしまった。こんなことではいけない。

 目的を果たそう。そう心に誓ったのだった。


いよいよ魔法が出てきます。これからぼちぼちと

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