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魔法師Mの物語  作者:
第二章 記憶喪失と兄妹関係
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キャラクターを敵にして倒していく訓練

 訓練室

 「ではこれより訓練を開始します。制限時間以内にターゲットをすべて撃破してください」

 「了解」×4(工藤・夜見・雪村・力輝)

 

 「3・・2・・1・・訓練開始!」

 

 訓練開始の合図と共に、訓練室は市街地へと変貌。そして、すぐさま現れる謎の黒い人間(BlackHuman)が現れる。


 「結構多いなぁ~」←夜見

 「これぐらい楽勝でしょ?」←雪村

 「訓練だからって、気を抜くなよ二人共」←工藤

 「へーい」←夜見

 「分かってますよ。そのくらい」←雪村

 

 「よし。戦闘開始だ」

 「了解」×3(夜見・雪村・力輝)


 戦闘能力は現実であばれた怪物と同じレベルに設定され、万が一を備えた訓練を実施し、ちなみにBlackHumanにしたのは、田原美咲と橋屋恭也によるグループで取り入れたものを使用している。


 「おらおらっ!かかってこいや!!」←夜見

 「はぁ~めんどくさいな・・・」←雪村

 

 BlackHumanをバシバシと倒していく夜見さんを、雪村は冷たい眼差しでつぶやきながらも本人の魔力は半端なく・・・BlackHumanは冷凍されていた。

 

 

 コントロール室では、美咲さんと橋屋さんが訓練の様子を見ている。

 「おい。もう30分も経たないうちに終わっちまうぞ?」

 「ふふふ~大丈夫だよ~」

 美咲さんの笑みがとても不気味で、橋屋は思わずぞっとする。


 

 「これで終わりだ!」←夜見

 すべてのBlackHumanを撃破する。


 

 「時間があまりましたので、これにて第二段階へ移ります」

 「おお~そうこなくっちゃ」←夜見

 

 「訓練第二段階 まもなく開始します。3・・2・・1・・訓練開始!」

 訓練室は市街地から夜の砂漠地帯へと早変わりし・・・今度のお相手は・・。


 「げっ!?」←夜見

 「うわぁ・・・」←雪村

 「・・・・」←工藤・力輝

 

 「ぐわぁあああー~」

 砂漠だけに・・・砂のおばけ???


 「こんなのありかよ」←夜見

 「よくもまぁ、こんなもの訓練に取り入れますよね」←雪村

 「これも訓練のうちだ。どんな敵でも必ず倒す」←工藤

 

 「ぐあああっ!???」

 砂のおばけ、戦闘モード突入で4名を襲う。最初に狙われたのは雪村!


 「こっちこないでよ」

 雪村の雪玉攻撃。しかし、「っ!?」

 雪玉が暑さでとけてしまった!??砂漠地帯のため、雪村の大ピンチ!?

 

 「くそっ!?」

 「雪村、よけろ!」←工藤

 

 バン!!!(力輝による射撃)

 おばけに命中、身体に電撃が走り「ぐああああ!??」と効果は抜群。

 しかしまだ油断大敵!


 「夜見、行くぞ」

 「了解!!」

 

 バシバシッ!!バシッ!!

 二人一斉攻撃を食らわせるが効果は薄い。

 「ちっ。こいつたおせねぇ」

 「あわてるな。力輝のは少し効果があった。あいつにも何か弱点があるはず」

 

 カチカチカチ

 「雪村っ、攻撃が効かないからって拗ねるなよ!」←夜見

 「別に拗ねてません。・・・あんた、それ貸して」←雪村

 「えっ、うん」←力輝

 「雪村っ、力輝ちゃんの銃借りても結果はっ」←夜見

 

 バンッ!!!(雪村の射撃)

 「って聞けよ!?」←夜見

 バシャン!!!!!!!!

 

 「ぐああああああああああああああ!?????????」

 「夜見、今だ」

 「はいっ、工藤さん!!!」


 バシバシッ!!

 

 「あぁ~やられた~さばーく君があぁあああー!(泣)」←美咲

 「大げさだろ」←橋屋


 「これより訓練を終了します。皆さん、お疲れ様でした」

 訓練終了の合図で、訓練室は元の姿に戻った。


 「えぇ~もう終わりかよ。もっとやりてぇな~」←夜見

 「なんなら俺と勝負するか?」←工藤

 「おぉ~マジっすか!?やったー!!」←夜見

 「二人はどうする?」←工藤

 「私は部屋に戻らないと。明日小テストなんで」←力輝

 「僕、やりたいです。久しぶりに工藤さんと戦いたいです」←雪村

 「じゃあ、私はこれで」←力輝


 研究所内なので、力輝は一人で部屋へと帰ることにしました。


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