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魔法師Mの物語  作者:
第二章 記憶喪失と兄妹関係
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工藤棗の冒険の旅?

 「今思いましたけど、工藤さん一人で大丈夫ですかね?」

 しばらくして雪村が夜見さんに聞く。


 「そうだな~雪村、頼めるか?」

 「はいはい。じゃあ行ってきますよ」

 「雪村。どこへ行く?」とそこへ工藤さんが両手大荷物で戻ってきた。

 それを見た二人はしばらく沈黙してから「あっ。すみません。一人だと大変だと思って俺がお願いしたんっすよ」と慌てて説明する夜見さん。


 「そうだったか。だが、大丈夫だ」と二人の注文したものを渡す工藤さん。

 

 食べながら雪村は聞く。

 「人、混んでなかったんですか?」

 「混んでたよ。もう時期お昼時だからたくさん人が並んでた」

 

 工藤さんはダブルチーズバーガーをかじる。

 「でもそれでも早く感じるんすけど・・・気のせいっかね?」

 「失礼だな。俺は割り込みなんかしない」

 「ですよね~」

 失礼しました。と夜見さんは工藤さんに謝る。が・・・


 「ただ、並ぶのには苦労したな。どこからどこまでが並んでいるのか分からんくて。数秒考えているうちに人の波に襲われて」

 「えっ?」×2

 「それでどうしたらいいのか分からなかったから、近くの女性に声を掛けたら親切にここだと教えてくれてな。気が付いたら、店員に注文を聞かれてあれやこれやとしているうちに全部終わっていた」

 

 二人は工藤さんの話を聞いて

 「(これは・・・どこから突っ込めばいいんだ?)」←夜見

 「(工藤さんに悪気があるわけじゃないとは思うけど・・・)」←雪村

 「どうした。二人共?」

 「あっ、いや」

 「なんでもないですよ」と雪村はそういってコーラを飲む。

 

 「早く食べろよ」

 「はーい」×2

 

 真相は、工藤さんしか知らないのでありましたとさ。

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