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魔法師Mの物語  作者:
第五章 それぞれの恋心と最終回
218/222

また新たなストーカー?

工藤さんの誕生日を過ぎてからのこと。いつもと変わらない平和な日々・・・


 なのだが。


 「・・・・」←力輝

 「どうしたの、工藤さん?」←南條


 南條さんが力輝を心配そうに見ている。

 「ううん。・・・気のせいだと思う。行こっか」←力輝

 「うっ、うん。それならいいけど」←南條


 だが、それは気のせいではなかった。


 ~昼休みの屋上~

 いつものメンバーが揃ったところで、雪村が影富先輩に聞く。


 「先輩、影分身とかできます?」←雪村

 いきなり何を言い出したかと思えば・・「影分身」って・・・・。


 「ん?できないけど・・・どうして?」←影富

 「なんか、誰かの視線を感じるんですよ。でも先輩はいないし、もしかしたら影分身で何かよからぬことを企んでいるのかと」←雪村

 「なんかすごく信頼されてない・・悲しい(泣)」←影富


 「実は私も・・・なんか視線を感じてて。気のせいかと思ってたんですけど」

 「えっ?!そうなの?私、全然気が付かなかった」←南條

 「いや。気が付かないのが普通だし。大丈夫大丈夫」←沼口

 

 「桜子はどう?」←雪村

 「そうですね。私も弱冠ではありますが、誰かに見られてるような気がしていました。でも、力輝さんと同様に気のせいかと・・・」←桜子


 魔法師組は完全に誰かに見られているということを把握していたみたいだ。

 しかし、いったいどういうことであろうか・・・


 「影富先輩。月ノ宮家が動いてることはないの?」←雪村

 「う~ん~よく分からないけど、幸樹に聞いてみるよ。今日中に」←影富

 「あとそれと、月ノ宮家って影富家の他に分家ってあるんですか?」←雪村

 「あぁ、うん。確か・・・」←影富


 そして放課後、全員で下校・・・ではなく

 「じゃあ、沼口。南條を頼む」←雪村

 「あぁ」←沼口

 「先輩、工藤さん。気を付けて!」←南條


 沼口先輩に南條さんを託し、影富先輩は力輝達と一緒に帰ることになった。

 

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