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魔法師Mの物語  作者:
第五章 それぞれの恋心と最終回
209/222

訓練にてまたまた登場さばーく君

~訓練室~

 

 敵:さばーく君 レベル5

 

 「ぐわああああああーーー!!!!」

 「うわぁ~こりゃあでかいなぁ」←雪村

 人間の身長をはるかに超える大きさをしていて、とてもではないが訓練とは思えないほどの敵である。考案者はもちろん田原美咲。


 「さぁ、さばーく君。やっーておしまい!」←美咲

 「田原、そのセリフどこかで聞いたことあるぞ?・・・っていうかこれ訓練だし」←橋屋


 

 雪村はさばーく君が苦手ではあるが、氷を太陽の熱でとかして水にするなどもう作戦はお決まり済み。大きな氷の塊をさばーく君のところまで「せーのっ!」と飛ばす。


 しかしすぐに気づかれて、「ぐああっ!!」とパンチで氷は砕ける・・・が。


 「かかった」←雪村

 

 砕けた瞬間氷は鋭くとがりさばーく君の身体にちくちくと刺さって行く。

 そしてそれは水となって彼の身体に浸透して・・・・


 「ぐあああああああああああああっ!?????」

 彼は苦しみだした。


 「はぁ。操作するのも疲れるな。あとはまかせたよ」←雪村

 「了解」←力輝

 

 とどめは力輝に任せて、次の訓練に備えようと考えた。しかし・・・


 「ぐわわわわわわぁああああーーーー!!!!」

 「っ!?」←力輝・雪村


 突然、さばーく君の様子がおかしくなった。


 「うふふっ。まだまだ彼の出番は終わらない。これこそが彼の真のお姿。

 覚醒、ブラックさばーく君!!!!」←美咲

 「だから、これは訓練だってば!!」←橋屋


 「マジかよ・・・」←雪村

 「私行きます!」←力輝


 力輝は突如覚醒したブラックさばーく君に攻撃を仕掛ける。

 

 「火狩の矢!!」を発動

 腕に刺さるも砂漠、つまり砂なので効果はなし。すぐに地面へと落とされる。

 

 「なんでよ!!!このっ!!(怒)」←力輝

 「落ち着けって。冷静になって、冷静に」←雪村

 負けず嫌いのため、たとえ訓練でも攻撃が通じないといらいらする力輝に、雪村はなんとか落ち着かせようとする。


 力輝は怒るのをやめたが、火狩の矢を勃発。

 しかしまったく攻撃当たらない。それならばと剣からライフルへと入れ替えて

 

 「雷火!!!」発動

 ドカ―――ン!!!!!!!!!!!!!!


 「これでどうだ!」←力輝

 「バカ!何ぶっ放してるんだよ!やるならちゃんと事前に言え!僕を巻き込む気か!」

 「・・・すみません」←力輝

 

 ブラックさばーく君を見ると見事にお腹を貫通し大きな穴が出来た。

 

 しかし、砂のために再生する。

 「させないよ」←雪村

 雪村がブラックさばーく君のお腹にめがけて手のひらで創り出した氷を投げる。でもそんな簡単にさせてもらえず、手で受け止めようとするもさばーく君の腕は氷により固められ一瞬で腕を失ってしまう。


 「ぐああっ!??」

 「これで終わりだ」←雪村


 「冷酷の大地!!」の発動させて、ブラックさばーく君は氷漬けと再生不能で

 訓練は終了した。



 「うわあああーーーまたしてもやられて(泣)」←美咲

 「だから・・・これは訓練だろ?また強く作り直せばいいじゃないか」←橋屋


 美咲さんはかなり落ち込んでしまいました。

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