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魔法師Mの物語  作者:
第五章 それぞれの恋心と最終回
206/222

噂を聞きつけて

「もう大丈夫なの?無理しない方が良いんじゃ・・」←橋屋

 「吐き気はないし。少し頭痛がするだけですから、大丈夫です」←力輝

 

 力輝は今日から学校へ行き、訓練にも参加した。

 しかし、事情を知っている者にとってはとても心配でならなかった。


 雪村は「本人が大丈夫ならいいんじゃないですか?」と言えば・・・

 工藤さんは「無理をすればまた元に戻る可能性だってある。今日は休め」と言う。

 

 

 どうしたらいいのか考えないようにしようということで本人の意思で参加することを決めた。


 一時間後に訓練は終わり、力輝は汗だくになっていた。

 すぐさま、工藤さんが力輝に声を掛ける。

 「大丈夫か?」←工藤

 「大丈夫ですよ。ありがとうございます」←力輝

 

 雪村は離れた場所で二人を見ていた。

 それから橋屋さんも心配して力輝たちの元へとやってきた。

 

 すると

 「なぁ、工藤さんと橋屋が女の子と話してるぞ?」←A

 「あぁ・・別に珍しくもないだろ?工藤さん誰にでも優しいから」←B

 「そうだな。面倒見も良いしな」←A

 

 「でも、橋屋が女子と話してるのって珍しくないか?話すと言えば田原ぐらいだろ?」←A

 「そういえば人見知りとか言ってたっけ?もしかして・・・・」←B

 

 ほかの研究員達が三人を見てひそひそと話をしているのを、黙って聞いていた雪村。

 力輝が彼らにとってどういう存在なのかが、噂で少しずつ広まっていくのも・・・時間の問題だった。

 

 

 その噂をどこからか聞いてきて興味を持った人物がいた。

 

 「ねぇ、あそこ行くのって確か、来月だったよね?」←A

 「そうだけど、どうしたの?」←B

 「いや。ちょっと面白い噂を聞いちゃってさ~ついでに確かめたくて」←A

 「ふーんーだから待ち遠しいと?」←B

 「そういうこと♪楽しみだな~」←A


 

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