影富岬は恋のキューピット?
「つまり・・両想いなんだよね?」←影富
「先輩、人の話聞いてるんですか?」←雪村
翌朝、すぐさま影富先輩を捕まえた雪村は彼を絞めようとした。
「雪村君、正直にいいたまえ!」←影富
「凍らせるぞ!」←雪村
そもそもなぜ影富先輩が力輝の悩みを知ったのかが不思議である。
あと、なんであんなものを手に入れたのかも・・・・
「でも、良かったでしょ?ちゃんと言えたんだし」←影富
「自分で言えたことになんないでしょ?まったくなんてことしてくれたんですか?」
「あれ?嫌だった?雪村君、工藤さんより氷浦さんの方がいいの?」←影富
「先輩、その手には乗らないですよ」←雪村
この人はわざと言っているのだ。
「でもあのままだと、多分間に合わなかったと思うよ?なんか気を遣いすぎて遠慮するタイプっぽいし。それなら食べ物を使ってしまえばすぐに~」←影富
「未成年だろうが!あんなもの与えるな!」←雪村
「雪村君、ここで君にご報告があります」
「いいです。聞きたくありません」
「工藤さんのことだよ?」
「・・・」
「工藤さんは処・・「首絞めますね」
「えっ、ちょっと待っ・・ぐううううううう」
数分後
「はぁ・・・はぁ・・・・はぁ・・・」
「じゃあ僕はこれで失礼しまーす」
「待って!これは本当、本当だから・・・工藤さんの初キスはもうありません!」
すると・・「そっ」と雪村は教室へ戻ったのでありました。
「まったく素直じゃないんだから・・・・マジで苦しかった・・・」←影富




