表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
魔法師Mの物語  作者:
第一章 新たな生活と力輝の過去
15/222

戦闘服を普段着にしてはいけません

「いよいよここからは戦闘服についてだ」

 「戦闘服?」

 「そうだ。この服は特殊な材質でできているから魔法を使う際に体力をあまり消費しない。丈夫だからちょっとやそっとじゃ破れもしない」

 「そんなものが・・・・」

 「ちなみに今それを普段着にしてたり~」

 「夜見、冗談なら「冗談じゃありませんよ?」

 「お前はあとで説教だ」

 「ひでぇ(泣)」

 

 「ごほんっ。戦闘服は貴重なものだから普段着なんぞにしないように」

 「・・・はい」

 普段着にするっていったい・・・・


 「お前のは明日仕上がるそうだから、帰ってるころには届くだろう」

 「はい」

 

 なんかどんなのが来るのか楽しみだな


 「ちなみに初の戦闘服のお披露目とかはあったり?」

 「夜見」

 「変な意味で言ってないっすよ。マジですよ、マジで」

 

 なんか嫌な予感しかしないのは気のせいなのだろうか・・・



 「そういえば、まだ魔法に関して何も知らないなぁ~力輝ちゃんの」

 「なんなら明日にでもしてみるか。そろそろ対戦の方をさせようと考えていたところだ」

 「やった!!マジ燃える!!!」

 「言っとくが手加減しろよ。こいつはまだ研修生だ」

 「分かってますよ、工藤さん」

 「つーか。俺ここに来て良かったんすか?てっきりやるのかと」

 「そのつもりだったが、予定変更だ」

 「はぁ?そうですか・・」

 

 どうやら対戦したかった、という感じでしょんぼりしている夜見さん。


 「明日から本格的に訓練の方にも入るから、今日は早く寝ろ」

 「はい」

 「工藤さん、お父さんみたいっすね」

 「俺はこいつの教育係だから当たり前だろ」

 「いや・・・たぶんそれだといきすぎてるような・・・・」


 そこまでするか?普通。と思う夜見さんなのでした。

 

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ