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魔法師Mの物語  作者:
第三章 記憶回復とレッドアイの暴走
124/222

忘れられた映画館へ

昼食を済ましてそのあとも彼のあとを追い、はぐれないように必死な力輝。

 現在いるのは1階の食品売り場。買い物でもするのかと思いきや、エスカレーターへと進んでいく。

 

 エスカレーターは病院で経験済みであるため珍しくも思っていない。

 

 2階へと上がった後に向かったのはゲームセンターだ。

 まさかゲームをするのか?と思っていた力輝だったが、そこも通過してしまう。どこへ向かっているのかと歩き続けて数分後、到着したのはレンタルショップ。

 

 連れて行く予定だったレンタルショップだ。

 「ここは?」←力輝

 「レンタルショップだよ。DVDとか借りれるとこ」←雪村

 

 本人は忘れているため覚えてないが、ここも連れて行く予定だった場所の一つである。とりあえず中をぐるぐる覗いてから違う場所へと向かった。

 

 次に来たのは映画館。

 「ここは何屋さん?」←力輝

 「映画館。説明するとめんどいからとりあえず、この中で何か見たいものとかない?」と雪村が聞く。


 と言われてもどれも見るのは初めてのものばかりでなにを見たらいいやらと迷っていた

 時、「ん?」とさきほど見た場所をもう一度チェックすると・・・

 「あれって・・・・」←力輝

 

 彼女が見つけたのはさばーく君の劇場版のお知らせポスター。

 訓練室で見たあの怪物にそっくりだと気づき、力輝は指を差したのが・・。


 「あれはまだやってないからダメ」と却下されてしまう。


 「あんた恋愛ものが好きならあれでも見たら?」と雪村に勧められたのはいかにも中高生が見そうなものであった。ポスターだけでも見たら分かる。

 

 「時間的にもそれがいいかな?行くよ」←雪村

 「あっ、待ってください」←力輝

 

 機械のところまで行くと、ボタンを押していく雪村。

 「何してるんですか?これは?」←力輝

 「映画のチケットを購入してるの。駅で電車の切符を買うだろ?それと同じことをしてるわけ」←雪村

 「(わかりやすい・・)」←力輝

 進むにつれて指定席を選択できる画面へ。

 

 「どこがいい?こことここが席空いてるって」←雪村

 「じゃあ・・・ここで」←力輝

 それを聞いて雪村がポンポンとそこをタッチしてあっと言う間にお支払いへ。

 「たっ、高い・・・」←力輝

 「当たり前でしょ。映画なんだから」←雪村


 当然のようにいうが力輝には理解できない料金だ。ちなみに学割で1500円。一般だと1800円なので300円安いのだが。(もしかしたら、地域に

よって値段も異なるかもしれない)

 

 「もうすぐ始まるみたいだから急ぐよ」←雪村

 

 それから数時間後。

 

 「(楽しかった・・・)」←力輝

 「食品売り場寄らないの?冷蔵庫なにもなかったでしょ?」←雪村

 「えっ、でも今日は「いつも行っているところよりは大きいんだからなんかあるかもよ?」


 そう言われたので買い物してリオンを後にしました。

 

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