新たな登場人物
「急だが、夏休みの期間を利用して彼らが研究所を訪れることになった。
これは極秘とする」
「部長、どうしてここなんですか?他にも研究所なら」←工藤
「さっきも言ったように、急に言いだされたんだ。私にも向こうが何を考えているのかはわからないのだ」
「そうですか・・・」←工藤
とある屋敷
「お前の他にも来るらしいが、そんな大したことはないだろう。魔法師の才能は偉大でも人間としてはお前と変わらない」
「はい。父上」
「休みだからと言って、気を抜くんじゃないぞ?」
「はい・・・」
「雪村君おはよう~」←影富
「先輩、また来たんですね?研究員でもないのに」←雪村
「今日は見学だよ。僕、研究員になろうかなって思って」←影富
「先輩、魔法の素質あるんですか?」←雪村
「ううん。僕は田原さんに誘われて機械枠に」←影富
「エンジニアですか。それよりも食堂で働いたらどうです?似合いそうですよ?」と雪村がそう言ったとたんに「あっ、そっか!その手があったか!!」と影富先輩はぱっと明るくなる。
「(しまった。余計なことを言ってしまった)」
雪村はさきほどの自分に後悔した。後悔するのも遅く先輩はどこかへと去っていきました。
影富先輩は、本当に何者なのであろうか・・・・。
「あっ、メールが来てる」←影富
ピッ、ピッ。
「えっ?」←影富
メール文↓
『日本へ戻ることになりましたので一応お知らせしておきます』
「帰ってくるんだ・・・」←影富
「あっ、影富君」←美咲
「っ!?田原さん、すみません。急に抜け出しちゃって」←影富
「いいよいいよ~。気にしてないよ」←美咲
「ありがとうございます」←影富
「影富君って私と同い年なんだよね?ため口でいいよ?」←美咲
「あっ。じゃあ・・・うん」←影富
「それじゃあ、見学の続きしよっか。こっち来て」←美咲
「うん。お願いします」←影富




