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魔法師Mの物語  作者:
第三章 記憶回復とレッドアイの暴走
116/222

女子力高めの先輩に女子達は虜になってしまった

「雪村君、おはよう」←影富

 「おはようございます。朝からテンション高いですね」←雪村

 「おはようございます。影富先輩」←力輝

 「おはよう工藤さん・・・と、南條さん」←影富

 力輝・雪村は後ろを振り向くとそこには南條さんの姿が。


 「おはようございます!」←南條

 「南條、声でかい」←雪村

 「おはよう。南條さん」←力輝

 「おはよう。そしてごめんなさい、雪村先輩」←南條

 朝からなんの集まりだろうと、ほかの生徒が見守る中彼らはそれを知らない。

 

 「雪村君、南條さんをいじめちゃだめだよ?」←影富

 「いじめてません。変な言い方しないでくださいよ」←雪村

 朝からついてないなと雪村は思った。昨日の今日で顔を合わすなんて・・・と。

 

 「雪村君ってお昼はどこで食べてるの?」

 「教室です」

 「弁当派?食堂派?」

 「食堂派ですけど、なんですか?」

 「お弁当一緒に食べたいなって思って~」

 「いやです。僕友達と食べるんで」

 「えぇ~せっかく作ったのに~」

 「知りませんよ。そんなこと」

 「じゃあ僕もお邪魔しても「ダメです。っていうか来ないでください」

 「そんなぁ~(泣)・・あっ、だったら工藤さん達と一緒なのはどう?」

 それならいいんじゃない? 

 

 この時、力輝はそんなこと言っても彼は断るだろうと予想していた。

 しかし彼は「まぁ・・・それなら」とあっさり了承してしまったのであった。

 

 そしてそのお昼がやってきた。

 さすがに教室はまずいので屋上で待ち合わせということになった。

 南條さんと力輝が屋上に着くとすでに影富先輩が待っていた。

 

 「わぁ~おいしそう!」←南條

 「これ自分で作ったんですか?」←力輝

 「そうだよ。料理は得意なんだ」←影富 

 

 女子力が高いと思われる。力輝は彼の弁当を見て、なんか悔しいと思ってしまう。

 すると雪村が沼口先輩を連れてやってきた。


 「あれ?沼口君じゃん」←影富

 「先輩~お久しぶりっす」←沼口

 「えっ!?沼口先輩と影富先輩知り合いなんですか!?」←南條

 「委員会が一緒で何度か話したことあるんだ」←影富

 「そうなの?」←雪村

 「まぁな」←沼口

 

 「えっ、先輩が好きなのってこいつなんっすか?」←沼口

 影富の話を聞いて知った沼口先輩は隣にいる雪村を指さして言う。

 

 「そうだよ」←影富

 「それで返事は?」←沼口

 「ふられたよ。でも僕はあきらめないから」←影富

 「とっとと諦めてください」←雪村

 

 「これ美味しいです。影富先輩」←南條

 「ありがとう。嬉しいよ」←影富

 「これの作り方・・・教えてください」←力輝

 「うん。いいよ」←影富

  

 もう女子は彼のお弁当の虜になってしまいました。

 

 「先輩、雪村のどこがいいんすか?」←沼口

 「全部だよ」←影富

 「・・・・」←雪村

 

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