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魔法師Mの物語  作者:
第三章 記憶回復とレッドアイの暴走
115/222

とんでもないキャラが現れて、悪戦苦闘する毒舌さん

 「ごめんなさい!」×2

 ばれてしまったので影富先輩に謝る力輝と南條さん。

 しかし影富先輩はにこやかに「いいよ。気にしてないから」とあっさり許してくれた。


 「工藤さんだよね?はじめまして。3年A組の影富岬です」

 「あぁ・・・どうも。はじめまして」

 「そっちの子は・・・「工藤さんと同じクラスの南條です!」

 「南條、声がでかい」←雪村

 「すっ、すみません。雪村先輩!」←南條

 「元気があっていいじゃない」←影富

 「ありあまりすぎなんですよ。こいつは」←雪村

 「そうかな~?僕はいいと思うよ」←影富

 

 雪村の苦手タイプ。爽やかなイケメンと確定した。

 

 「ところでさっきの話なんですけど、雪村先輩のこと好きなんですか?」←南條

 「うん。好きだよ」←影富

 あっさり言う彼に力輝と雪村は引いていた。南條さんは目がきらきらしている。


 「それは・・・あれですか。男の人が好きということですか?」←南條

 「いやそうでもないよ?女の人も好きだし」←影富

 「(どっちなんだよ)」←雪村・力輝

 ようするにどっちでもありということである。中にはそういう人もいるのだ。

 

 「雪村君ってそっけない感じがするけど、中身は純粋って感じがするんだよね。僕から見たらそこが可愛いし、いじめたくなるというか~あぁ、うまく言えないな」

 「(こいつのどこが純粋なんだ?ただの毒舌じゃないか)」←力輝

 「(この人・・・外見よりすごく怖い人なのかも)」←雪村

 

 「とにかく。僕は雪村君の好きだから、できたら付き合いたいなと思って思い切って告白してみました。返事聞かせて「お断りします」

 「あぁ~ふられた~」

 

 「(扱いづらい・・・)」←雪村

 「でも僕はあきらめないよ?僕は雪村君が振り向いてくれるまで絶対あきらめない!」

 「諦めてください。僕は絶対振り向かないから」←雪村

 「えぇ~でもそういうところもす「それ以上言うとどうなるか知りませんよ」

 「えっ、何か起きるの!?」

 

 ガシッ!

 「ひゃっ!冷た~い」

 「やめろっ、きしょくわるい!」

 

 「(なんだこれ?)」←力輝

 雪村の魔法が通じない。彼の手はとても冷たい。それなのになんか・・・・なんだろう。

 なにかが違う。力輝はそう思った。

 

 「雪村君の手すごく冷たいね」←影富

 「ちょっと、何勝手に触ってんの!?」←雪村

 「えぇ、いいじゃん別に」←影富

 「よくないよ!ってかバカ共、見てないで助けろ!」←雪村

 「南條さん、帰りましょう」←力輝

 「えっ、あぁ・・・どっ、どうしよう・・・」←南條

 「こらっ!勝手に帰るなぁ―――!!!」←雪村


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