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魔法師Mの物語  作者:
第二章 記憶喪失と兄妹関係
105/222

決着はついたけれど、このままでは終われない

雪村VS中年男性と工藤さんVS黒井博士の対決が長く続く中


 戦場に決着が着けれない。力輝は一人でどうしようと不安と動揺の二つを抱えて戦いを見ていた。なにかできることはないのかと。

 

 バシバシッ!!

 

 「そうだっ!?」

 力輝はいちかばちかの賭けにでることを決める。


 

 「これ以上の時間をかけるわけにはいかない。悪いけど、そろそろ終わらせてもらうよ!」

 中年男性による炎攻撃「火劇の叫び」。

 

 それはまるで火山の噴火を表現するかのようで、火玉が3人を襲ってくる。

 

 雪村はこれに対応できるが、ほかの二人にはそれが不可能。

 そこで彼女は・・・「(あたれっ!)」

 

 バン!!

 弾丸は中年男性めがけて命中した。

 命中した瞬間、電撃が身体を走り、全身をしびれさせる。

 「やってくれたね・・・・」

 

 中年男性はその場に倒れ込んでしまった。

 不意打ちとはいえ、電撃は相当身体に堪えたようだ。

 

 「やった・・・」とほっとしているのもつかの間だった。

 ガシッ!

 

 「きゃっ!?」

 「やっと邪魔がいなくなった。さぁ、ここからは僕の出番だよ!」とどこからか黒井博士が後ろから現れ力輝を捕らえてしまう。

 

 「さぁ。行こう!僕のための最高傑作ちゃ・・」

 ガコー―――――ン!!!!!!!!!

 

 雪村による氷の塊が黒井博士めがけて投げだされた。

 そして彼は顔面直撃によりその場で倒れてしまった。

 


 こうして長かった戦闘は、終わった。

 


 二週間後

 「あんたこのままで済まされると思ってるの?刑務所脱走した挙句、彼女をとり戻そうとした。もう30年とかじゃすまされない。死ぬまで一生かもよ?」

 「しつこいなぁ、君も!だから無理だって言ってるじゃないか?」

 「あんた天才なんでしょ?それともあれ、嘘だったの?」

 「そんなことはない。僕は正真正銘の天才だ!」

 「じゃあ記憶取り戻せることぐらい、できるよね?天才博士」

 「もちろんだとも!!」

 

 研究所は1~3階部分は工事中。しばらくお休みということになりました。

 

 

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