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心霊団地のはぐれ者  作者: ガク
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プロローグ

 さて、突然だが自己紹介をしておこう。

ボクの名前は、神崎(かんざき) 小夜(さよ)

 黒髪黒目で、身長150センチの普通じゃない人生を歩んできた18歳の女の子だ。普通なら今頃は高校に通い、「進路どうしよ〜」などと友達と話をしている年頃だ。まあ、ボクは高校には通っていないのだが。


 なんで高校に通っていないかって?それはね普通の人生を歩んでこなかったからさ。何を隠そうボクは幽霊とか妖怪とかそういった人外のものが視えてしまうのだよ。そのせいで小さい頃から変わり者扱いさ。何せ普通の人には幽霊とか見えないからね!

 変わり者扱いでハブられるとかくらいならまだマシだったけどね。それだけじゃなくて色んな厄介こどぬ巻き込まれて高校に通うどころじゃなかったのさ。とまあざっくり説明すればそんなとこな訳さ。


 そんなこんなで、気づけば18歳になってしまった。まあボクもね進路どうしようかな〜くらいは思うんだよ?結構悩んだよ?グルグルグルグルと無い頭で色々考えた結果、ダラダラすることに決めたのだ!そうダラダラグータラ!昼間に起きて夜中まで遊び出勤する人を見てご苦労様〜(煽り)と思う生活がしたい!そう決めたのさ!!

まあ、ダラダラしようと決めても具体的に何をどーするとか決めてなかったんだけどね。まあそこはグー○ル先生に頼って色々調べてみたんだよ!その結果ボクは、マンションやアパートのオーナーつまり不労所得を目指すことにしたのさ!

 え?普通は目指してもそうそうになれないって?

 フッ甘いな!ボクはね厄介ごとに巻き込まれる中でそこそこの財産を手に入れたのさ!つまり!すぐにでもオーナーになることが可能な訳だよ!

 しかし、18歳の新米オーナーのところにどれくらい人が来るかはわからない。下手すれば赤字だ。でもね、ボクだってそれくらい考えているさ!解決するのは簡単だ。人間が、住んでくれるか分からないなら幽霊や妖怪を住まわせればいーじないか!

 え?危険だって?ノープロブレム!なぜなら幽霊や妖怪にだって危険じゃないのだっているからね。軽く触れると人間に害を与える悪霊なんかや、人間のフリして溶け込んでるヤツなんかがいる。ボクの狙いは人間社会に溶けこんでいるやつらさ!普段人間のフリしてるからね、きっと疲れてくるはずさ。そんな時に幽霊妖怪だけの場所があったらありのままの自分でいられてリラックス出来るだろ?それが狙いさ!

 フッフッフこの完璧な作戦によりボクはガッポガッポともうけてダラダラグータラする生活を手にいれて見せる!

 というわけで早速不動産屋で契約してくるよ!












 .....契約出来たよ?出来たけどさ、、、

 ボクは自分の契約した団地をみておもわずつぶやいてしまった。














   「すでに人外だらけってどゆこと?」

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