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防弾スマホ

作者: さきら天悟
掲載日:2017/07/16

防弾スマホ?


そんなモノ日本で売れるはずないって?


いやそんなことも言っていられない。


今や日本は戦場になりつつある。


東京オリンピックが近づき、テロの危険が高まりつつある。

日本の企業戦士にとって、

懐にいれておけば、必ずピンチを救うだろう。

防弾スマホの開発者はそう語った。





「あの男だッ」

スマホを手にした男は遠い目をしている。

その視線の先には、カバンを持ち、ハンカチで汗を拭う男がいた。


「奴のために、我が社は甚大な被害をこうむった」

男は独り言のように言った。

ライバル会社の人物のようだ。

「お前の死を見届けてやる。

やってくれ」



数秒後だった。

ズキューン、銃声が鳴り響いた。

男はハンカチを落とし、前に倒れた。

ピクリともしない。


白いスカートの女性が駆け寄る。

「ひろし、ひろしー」と絶叫を上げた。

倒れた男を揺さぶり続けた。


倒れた男はピクリを眉を動かした。

うッと息を漏らし、目を開けた。

「花子ッ」


花子は驚くと、ひろしはスーツの内ポケットからスマホを取り出した。

「スマホが守ってくれた」

スマホの液晶が割れ、銃弾が刺さっていた。


「ひろしー」

「花子」と叫び、ひろしは花子をガッチリ抱きしめる。

花子の頭がずれる。

ひろしがきつく抱きしめると、カツラが取れた。



銃撃を命令した男がもう一台スマホを差し出した。


「防弾スマホ、絶賛発売中。

リアルな銃弾が刺さったスマホケースと

銃声アプリで、5000円。

今なら、結婚式用および宴会用完全シナリオ付き」



わーっと会場が沸いた。

その笑い声は、開発者の予言通り3人の企業戦士を救った。

彼らは先輩の結婚式で余興をやらされていた。

もちろん。新郎新婦はひろしと花子。

彼らの一人が、まだ知らてれいない防弾スマホを見つけ、

3人で実演したのだった。


今日もまた、防弾スマホは日本の企業戦士を救っているでしょう。

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