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一話

この駄作はみなみな様のお目を汚してしまう可能性が多分に含まれております、ご了承頂ける読者の方々のみ閲覧してください



今日も今日とて元気にお仕事ー☆

っと男が言っても気持ち悪いだけだけどなぁ…


まぁいつも淡々と仕事をしてちゃ飽きるのは普通だしこうやってちょっとした遊び心は大事だよねぇ

例えば…こうしたりとかぁこうしちゃったりとか!


いやー物言わぬ死体を弄るのも意外と飽きないものだなぁでもやっぱり人を殺すときの方が飽きはこないんだけどねぇ。


あ、身体ってこんな風にも動くんだ、へぇ!関節はってここまでやっても外れないんだねぇ。抵抗する力が無いから実際はそうでもないんだろうけどね。


よっし遊ぶのもこれくらいにしとこうか時間的にもいい感じだぁ。

えっと連絡用の道具はー……っとあったあった。


「あーあー聞こえてますか?あぁ返事はできないんだっけ。えぇーっと、こちらコードA任務完了しました現場を離れます…っと独り言みたいでへんな感じだなぁ」


じゃあ…ここら辺にメッセージを残しておいてっと、じゃサヨナラー☆


------------------------


『………任務完了しました現場を離れます…っと独り言みたいd(ブツッ』


「・・・・」


あの傭兵は無事仕事を成功させてくれたようだ、あいつを雇うと決めるときに仕事の失敗が一度もないという事だけで決めてしまったのは少し不安だったがどうやら成功したようだ。


今回の計画では個人個人を選り好みをする暇はなく何が何でも確実に成功させなければならないのだ。

例え性格があれでも、たとえ信頼がなかろうとも、この計画は私自身のこれまでの計画の最終段階なのだから。

成功以外は許さず失敗などしようものなら私自ら始末しにいかなければならない、其れほどまでに成功とは重要なのだ。

なのだが


「もう一人から連絡が来ないな」


予定の時刻より少しだけオーバーしてしまっている、あっちも性格は常人ではないが腕は確かなはずだ何かあったとしか考えられない。

しかしこちらから催促の連絡を入れても意味はなくただの愚策だ、それにこちらから連絡をしてしまえば私の声を聞かれてしまう。今迄私にかかわる情報は隠蔽してきた、今更怪しまれるだけだ。

ここは待つしかないだろう。


------------------------



「あーーミスったぁ!!」


私は今走っているつまりは逃げているのだ。

これでも自分のことを少しはできる人間だと自負していたのだがどうやら認識を改めないといけないらしい。

というかあんなの聞いてない、私以上の怪物など腐るほど見てきたがあれはそれらを凌駕している。というかもはや人間ではないだろう。


「あれが人間だったら私は人間について一から確認しなきゃならないっつーの!!ってうわぁ!?」


私の進行方向にいきなり電撃が走る。


驚いて足を止める、足を止める事は正解だったのだろう視認できるほどの電圧など無視して突入すれば怪我ではすまないことは当然だろう、それが自分の身の丈以上の、道をすべて埋めるほどの大きさの電撃だ。

こんなの子供でもわかる確実に死ぬ。


しかし足を止めたことは正解と同時に失敗でもある。

今私はとある者から逃げていたのだ逃げていたというからには追う者もいる、足を止めるということは追いつかれる可能性もあるという事で。


私は咄嗟に振り向く、しかし振り向いた先には誰もいない、つい一瞬前までは追ってきていたのだしかし追跡者は見当たらない。


「…いない?、……っ!?」


気づけたのは運がよかったのか勘が働いたのか、背後からの攻撃を避けることに成功した。

避けた先で攻撃された方向を確認する、そこは確かに電撃が走った場所で今はそこは黒く焦げてしまっている、そして焦げた地面に立っていたのは先程まで私を追っていた人間だった。


「あれぇ?そこって電撃凄かったんだけどなぁそもそも貴方は私の後ろにいたはずなんだけどなぁ?」


「お前の記憶が不確かだった…単純なことだろう?」


そんなわけないだろ!

確かにお前は私の背後にいて追ってきていて!って今はもう考えても仕方ない。


「どうやら簡単には逃がしてくれないんだね、私だってこんな仕事しているんだし戦闘ぐらいできるよ?」


「戦闘できることが逃げれる…もしくは抵抗できるわけではないだろう?、まぁ…どちらにしてもさせんよ」


そう呟くと目の前の男はこちらに向かって素手での攻撃を仕掛けてきた、どうやら無条件に殺しに来ているわけではなく先に取り押さえるつもり?

って速い!?


右にそれてぎりぎり避けることができた。


避けたついでに一発蹴りをぶち込もうとするが避けられてしまう。

というか今の人間に実現可能なのか?

地面を蹴って男と距離を取っておく。


「今の速度…本当に人間?」


「もちろんだとも、残念ながらね」


そう言いながら男はもう一度攻撃を仕掛けてくる、距離を開けたはずなのにその程度関係ないと一瞬で距離を詰められる。

今度は完全に避けきることはできず右腕に掠ってしまった。

掠っただけなのに私の身体は軽く5mは飛ばされ地面に転がされた。


「うぅっ!」


「どうしたその程度か?」


身体を酷く打ち付けてしまい全身が痺れてしまって動けない、いつもならとれる受身も相手の速度についていけず取ることすら許されない

男は動けないのを見てあの超人的な速度ではなく酷くゆっくり日常的な速度で近づいてくる。


「だらしのない侵入者だ、この程度ついてこれずによくこの仕事を続けてこれたものだ」


男は私の首を掴み片手で持ち上げる、喉が圧迫されてうまく呼吸ができない。


「なにか言ってみたらどうだ、ん?」


男は開いた方の手で私の腹を殴る。


「かはっ…!」


体の中から空気と胃の中の物がこみ上げてくるがうまく吐き出すことができない。

気持ち悪い感覚が体外に出ることが叶わず体の中に戻ってくる、異物感が拭われない。


「まぁ満足に喋る事ができぬか、仕方ない」


男は私を足元に叩き付ける。

さらに私の腹に蹴りを叩き込む、次こそは押さえられていない喉から吐瀉物がでてくる。


「汚らしい」


其れを不快に思ったのか私の頭を踏みつける、そのまま私は自らが吐いた物の上に頭を押さえつけられる。


「汚い、まったくもって不快だ不愉快だ。先程も俺に向かって反抗してきたしそもそも俺の手を煩わせたことも不愉快だったが、まさかこの俺の目の前で吐くなど!」


そう言いながら男は私の頭を何度も踏みつけるその度に私の顔はゲロまみれに、さらには血が滲み始める。


「まぁいい、少しは気分が晴れた。それで貴様はどんな目的でここに来た?答えろ」


こんなクソ野郎の言うとおりにするのは嫌だが言うとおりにしなければ更に酷いことになるだろう。元々唯の雇われだ忠誠心などない喋っても心は一切痛まない。

私が喋るために口を開いた。


開こうとしたのだがその開いた口の中に男の蹴りが入る。


「ああすまない何を喋ろうとした?お前があまりにも遅くて待ちきれなかった」


また男は私の頭を踏みつける。


「ふむ…しかし考えても見ればお前の情報は俺にはまったく要らないな、やはり喋らなくてもいいぞ喜べ」


頭から足がどけられる、変わりに髪を掴まれ上半身を起こされる。


「だが用済みは始末しなければならない、それが俺の仕事なんだ。良かったな俺は死を苦しませながら与える狂人ではない楽に死ねるぞ」


私はそのまま投げられ仰向けに転がされる、今の時代珍しい満点の星空は綺麗だ。

視界の端に男が映る、どこから取り出したのか男の手には槍が握られていた、鮮血を固めてできたような赤色の槍だ。


「この武器の名は…いやいいか、サヨナラだ侵入者」


槍が私の胴体に向かって振り下ろされる、あと一秒もしないうちに私は槍に貫かれて絶命する。

私は後悔した、こんなことになるならこんな仕事受けなければ良かった。


「わ…たし…は、まだ……」


後悔して…こんなところで、こんな風に殺されるなんて悔しくて…。

いつのまにか涙が零れて・・・。

--------------------------


…侵入者は始末した。

これで俺の依頼(クライアント)は完了したさっさと報酬を貰って帰るとしよう。


たった今殺した女を見る。

その瞳はもう何も認識できずどこか虚空を見続けている。


この女は先程俺の愛用の槍で殺した侵入者だ、こんな雑魚に槍を使ってまで殺す意味はなかったが侵入者に最大限の絶望を与えることが依頼者からの依頼(クライアント)の中に入っているので仕方ない。


槍の先を見ると女の血が付いてしまっている不愉快だ、しかし手入れするには物がない。非常に不愉快だがこの女の衣服で拭取らざるを得ない。


「ん…?」


依頼主からの連絡が来ている。

メールらしいが電話をする余裕もないか。


『仕事を終わらせて直ぐで悪いが新しい依頼だ、次は付属の写真の場所に向かって欲しい。もちろんこの依頼分の報酬は弾もう。次も期待している』


「ふん、人使いの荒い依頼主だ」


面倒だと断っても俺としては問題ない、そもそもこれは俺が暇潰しに遊びでやっている物だ。

報酬など関係なくただ俺の暇を潰せる好敵手を探すためにこういった依頼を受け続けているのだ。


「この写真の場所は…あそこか、この依頼をこの依頼主からの最後の依頼(クライアント)としよう」


どうせ今回も欠伸をかみ殺すことになるのだろう。


---------------------------


「おーーーい夕飯ができたぞ!」


二階にいる自称妹キャラの居候のいわゆる他人に夕飯ができたと告げる。

今日の夕飯は少し奮発したし力を入れたので自信ありだ。


黙々と夕飯を器によそっていると居候が下りてきた。


「おぉ今日は豪華ね!何かあったの兄様?」


「昨日はお兄ちゃんじゃなかったっけ妹様?」


「そ・ん・な・こ・と・よ・り・も!夕飯よ兄様!!」


このやろう自分のアイデンティティの妹キャラに関することをそんなこと?


「あぁ今日はものすごーーーーく、良いことがあったんだよ」


「へぇ!兄様の良い事は私の良い事よ!、それでなにがあったの?」


「聞いて驚くな、なんと俺のチームのランクが上がったんだよ!。具体的にいえば最低ランクZからワンランク上がってYにな!」


「えぇーなにそれ微妙ー、それにランク多すぎじゃない兄様?」


「うるさい、いいかこのランクはひとつ上がるのに凄くきついんだぞ?それこそランクAなんて俺みたいな奴が行こうとすると何百年かかることか」


「はいはい兄様のチームは兄様しかいないものねそれは何百年もかかるものね、早く夕飯食べましょ冷めちゃうわ」


「誰がボッチか!!、まぁ夕飯に関しては賛成だ早く食べよう」


というかこいつが話を振ってきたんじゃないのか?


「「いただきます!」」


-------------------------


平和だねぇ、今日もこの町は平和なまま明日がくる。それはとっても素敵な事だ。

残念ながら死んじゃった人もいるけどね。


僕は後ろを振り返る。


「ねぇ君死んじゃったね」


俺の後ろにいた奴は俺の声に驚いて顔を上げる。


「どうやら状況がわかってないようだな」


『ここは、どこ』


どうやらこの子はこの場所がどこか知りたいらしいわね。


「ここはこの町で一番高い場所よ、私のお気に入りの場所ともいえるわね」


『私はなんでこんな場所に』


記憶が混乱しているようじゃな、仕方ない娘っ子じゃ


「そなたは死んだんじゃよ」


『私は誰……誰?思い出せない、なにこれ気持ち悪い』


ふふっ思い出せないのは普通だと思うよ


「君はもう死んじゃったんだよ?、死んだ人には記憶はいらないでしょ?、まぁ君の名前くらいなら教えるよ■■■■さん」


『・・・?聞き取れない?』


あぁ聞き取れない事ぐらい知っていた


「ならお前の死体を見せてやろうか?いや意味のない事だな」


『・・・私はとうなるの?』


それなら決まっているわ


「私の完全な我侭だけどあなたは私の眷属になって貰うわ」


『眷属?』


そうじゃなぁ説明は必要じゃなぁ


「まぁ黙れ、説明なぞ終わったそなたには必要ない、説明は始まったそなたに教えるとしよう」


『そんな勝手な』


勝手で結構だよ


「僕はこの町にも人にも興味はあるけど終わった人にはあんまり頓着しないんだよね」


『?』


わからねぇのか?


「終わっている人間には好きなように使うが、始まっている人間たちには好きにさせる。終わったお前は俺の好きにする」


『・・・』


理解しなくてもいいんだけど


「わかったらさっさと行って仕事を始めなさい、私はまた始まったあなたを応援するのに専念するから」


そう言うとさっさと送ってしまった、こんな事で時間を使わせるでないわ


「ふむあやつの新しい旅立ちに賞賛を」



この『町で一番高い場所』で一人だけ観測者はまた眺め続ける


「そろそろ僕も参加しなきゃね」



-------------------------


「う…ん、んん…」


なんだか体がだるい、体を起こすのですら凄く疲れる動作に感じる。

なんとか上半身を起こすと自分の体の惨状が目に写った。


体の中心に、詳しくは服に血がべったりとついている、周りをよく見てみると血溜まりができていた。


「あぁ…そういえば」


思い出した、人外に体を刺し貫かれて死んで、変な場所で変な人間に会って。


「そういえば眷属って…?」


あまり実感がない、なにか変わったところもないし。自分の体を見回してみる。


「あ、そういえば任務」


確か私は死ぬ前に依頼でここに来て・・・、いいかあんな依頼、私が死ぬきっかけになった依頼主なんて知らない。


「それよりも早くここから逃げなきゃ、またあいつが戻ってきたら危ない」


なんとか立ち上がって歩き出す、意味もわからず死んで意味もわからず生き返らされて…散々な一日だ、だが幸い今は夜だ血だらけになったこの服を見られなくてすむ。

こんなもの投稿するなと思われるかもしれませんが、こんな作品は駄作と思われた読者の皆様には駄作と罵りもう二度と見ないと吐き捨てていけばいいんじゃないでしょうか。

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