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人間をやめた俺たちの遊び  作者: マッサープルプル
5/21

暇だから遊ぶ

「暇だな」

「そうだね」


俺たちは旅に出ることにした

宣言したのは2日前のこと

一ヶ月後に とか言ってたけど準備じたいは1日で終わった

そもそも準備するものなんてそんなに無かったからだ

異世界に来たばっかで私物なんて教科書と筆記具が入った鞄のみ


「もう出発するか?」

「それでもいいんだけどさ、一ヶ月後に!って言ったからな」

「じゃ 遊んで時間でも潰すか」

「トランプか?」

「負けた方が旅に出た後のトラブル処理係だ」

「勝ったら美少女にあったときに最初に話す権利だ」

「いいだろう」

「ルールは?」

「大富豪だ 手札は10枚5回戦のポイント制

シングル上がりで1ポイントダブルで2

シングルで3 ポイントが高いやつの勝ちだ」

「俺に勝てると?」

「こちらのセリフだ挑戦者め」

「ラックが俺より少し高いからって調子にのるなよ」

「ラックが低くても勝つけどな」

「ほぅ」




「なかなかやるじゃないか」

「そっちこそ」

「お前とは引き分けが多いな」

「ほんとにしぶとい」

「テストの点ではザコなのに」

「うっせぃ! テストが人間の全てじゃない!」

「別のゲームにするか」

「簡単にスキルと魔法の使用なしで戦うか?」

「スキルなしって言ってもパッシブの制御できないからお前の物理無効でお前ダメージ受けないじゃん」

「チッ」

「あっ!おま、今舌打ちしたな!」

「えっ!?なんのこと?」

「うわぁーないわー」




「そういえばあの遊びのせいでレベルがめっちゃ上がってるんだどお前今何レベ?」

「俺は今32」

「俺は30」

「やっぱ俺の方が負け多かったしお前の方がレベルが高いか」

「頑張れ」

「お前なー」

「旅に出る前にもうちょいレベルあげる?」

「まぁレベルは高い方がいいからな いいよ」

「じゃあいつもの戦闘ゲームで」

「レベルがあがる遊びあれしかないからな」

「いつものは数時間だけど今回は数日ぐらいやっちゃう?」

「おっ、やっちゃう?」

「さっきの勝負の賭けはこれで決めるか」

「レベルが2高いからって調子にのってると痛い目にあうぞ、俺には新しく考えた技がある」

「奇遇だな俺もだ」

「宣言しよう俺はお前の攻撃を受けてもHPが0にならない」

「じゃあこっちも宣言しよう、俺も一回も死なない」

「ルールはどれにする?」

「数日やるんだ3番にしよう」

「分かった」

「じゃあ10分後にスタートで」


俺たちの戦闘ゲームには幾つかのルールがある

そして遊んでいくうちにルールがふえる

そして多くなったルールを5こまとめたものを5こ作った

1番

・中心地より50メートル以上離れたら負け

・1度HPが0になったら負け

・制限時間120分

・相手に1分以上 拘束されたら負け

・武器の使用禁止


こんな感じのを5こ作った

そして今回のルールはこれ

3番

・場所の制限、時間の制限なし

・拠点を破壊されたら負け

・相手を探知するスキル、魔法の禁止

・24時間経過後8時間の休憩ありこの時拠点から動いてはいけない

・拠点の移動あり


このルールを最初にやったときは4日間決着がつかなかった

ちなみに俺の勝ちだ

運よく拠点を移動させてるエンドーを発見

尾行、エンドーが拠点を離れたら瞬間に拠点の撃破


まずは10分のあいだに目立たない所に拠点を設置しなくてはならない


実はこのルールが俺とエンドーが一番好きなルール

様々な戦略を駆使して相手の拠点の撃破

こんなに楽しい戦略ゲームはあるだろうか


さぁ 疑似戦争の開始だ

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