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人間をやめた俺たちの遊び  作者: マッサープルプル
4/21

手にいれたい権限

俺たちは今 自分の誇りをかけた戦いをしている

勝って得るものはただの証明

自分の考えが正しいことをかけて戦っている


「絶対バンパイアの方が格好良く戦える」

「いやいやソンビのほうが格好いい」


この言葉がすべての始りだった

近接格闘に関してはお互い互角

スピードタイプ俺とのパワータイプのエンドーの闘い

最初にスキルを使ったのはエンドーだった

「『動くな』」

「言霊とかせこいわ」

「魔法が効かないお前の動きを止めるにはこれしかないからな」

「うおー!動け俺!」

「『限界突破』 くらえ」

「『蝙蝠化』」

エンドーの人体の限界を超えた殴り

俺の体を貫通 いや爆散する

「やっべぇ限界突破つよ」

俺の爆散した体の一部たちが次々に蝙蝠になっていく

「あっぶねぇー蝙蝠化したお陰で痛覚が無くて良かった」

そういいながら俺はエンドーの背後に蝙蝠を集め肉体を作っていく

「くらえ サンダーレイ」

雷魔法で雷の雨を降らせる

「ふっつまらんな ボーンシールド」

エンドーは死霊魔法でどこからくるのか骨を集めていく

そして魔法で骨を強化しドーム状に作る

骨でできた盾は俺の雷を次々に防いでいく

俺は『不可視化』と『血液操作』で姿を消し俺の血でできた剣をもってエンドーの背後に転移魔法で転移する

「やると思った」

結論から言うと防がれた

エンドーは骨でできた鎧を着ていた

そして不可視化している俺に蹴りをいれてきた

「不可視化しても生命反応でどこにいるか分かる」

蹴られた俺は吹っ飛んでいる

蝙蝠化で羽だけを出し

風を受ける面積を増やし

風魔法で俺を背中から押すように強風をおくる

ことによってとどまり体勢をたてなおす

「知ってるよ」

次の瞬間にエンドーの足下が爆発する

「やっと完成した」

俺は血液操作によって地面に血液染み込ませ

土ごと圧縮 地中に大きな空洞をつくっていた

そしてさっきの爆発 雷魔法をふくんだ俺の血液による爆発によって地面が崩れエンドーが落ちていった

「時間がない」

俺は落ちたエンドーがいる穴に向かって

さっきの爆発の原因である雷魔法をふくんだ俺の血液を垂れ流す

「これで終わりだ」

俺の血でエンドーを拘束して締め上げていく

「完成だ」

そう言ったのはエンドーの方だった








俺は負けた

不死身の俺たちにとって勝負の結果は1時間いないにどれだけポイントを取れるか

不死身と言ってもHPは0になる

0になったあと30秒動けなくなりそのあと復帰する相手を何回これに追い込んだかでポイントが決まる

最後、残り10分と言うとこでお互いのポイントが同じになった

いつもはこれでドローで終わりだが

今日は特別

勝たなくてはいけなかった

理由は2時間にさかのぼる





「美少女がこの森にこないかなー」

「盗賊とかに襲われるのをたすけるとかな」

「そうすれば惚れてくれるかな」

「惚れるかどうかは知らんがテンプレは体験しないとな」

「最悪、盗賊とか魔物とかいかなったらどっちかが襲ってどっちかが助ければいいんじゃね?」

「状況を作り上げる作戦か、悪くない」

「じゃあ俺は助ける側で」

「何言ってるの?俺だけど」

「すまんエンドーこれは譲れん」

「じゃいつものゲームで勝負だ」

「負けても文句なしだぜ」




と言うことだ

「くそー最後のあれ絶対に勝ったと思ったのに!」

「修行がたらん」

「おかしいでしょ、あれどうすんの?」

俺の指を指した方向には

高さ50mの氷の壁

そこから先は氷しかない世界になっていた

「これはヤバイでしょ」



一週間がすぎたある日のこと

「まさし、旅に出よう」

「えーせっかくこの家が快適になってきてたのに」

「この前、美少女がきたらの話をしただろ?」

「したな」

「そもそも美少女どころか人がいない」

「そうだな」

「この世界の人たちとコミュニケーションをとろう」

「コミュニケーション?」

「日本語通じるか分からんがもしかしたら美少女に会えるかもしれない」

「まぁ、旅に出てもいいけど」

「ほんとか!じゃあ一ヶ月後に出発ってことで」

「了解」

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