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人間をやめた俺たちの遊び  作者: マッサープルプル
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願ってもない

高校3年の夏 進学するやつも就職するやつも忙しい中

容赦無く進んでいく時間

俺とそいつはいつものごとく唐突に話し出す

「家に帰りてぇー 」

「帰りてー 異世界に」

「いやお前異世界出身者かよ」

「違うけど、異世界への思いが強すぎた」

「どっかに手頃な交差点とトラックと美少女いないかなぁ?」

「俺の場合は足元に魔方陣のパターンでいいけどね」

俺の名前はまさし

やつの名前はエンドー

クラスによくある陰キャラのグループだ

俺は消極的でねくらでめんどくさがりなオタク

エンドーは頭がそれなりによくて行動派で少し人を煽るのがウマイオタクだ

いつものごとく一日をテキトーに過ごし家に帰る

最近の口癖は「帰りてぇー」と「異世界行きてー」だ

正直人生をなめてる

そんなある日俺たちは学校に残り勉強をして8時半まで学校にいた

こんな俺たちでも勉強はする

そして事件はその帰り道に起こった

30分後に来るバスを待っていたら10分たたない内にバスが来た

当然なんの疑いもなくバスに乗って席にに座る

この時間ではバスには俺たちと運転手しか乗っていない

いつものように異世界について夢を語り合っていたら

目的地の半分の距離にあるトルネルに入っていった

異世界について話していた俺たちは人間で無くなるならどんな存在になりたいかを語っていた

神とか魔族とかいろいろ出たが俺はバンパイアにエンドーはソンビになりたいと結論がでた

そしてお互いにどっちが有能か話そうとしたときに

バスの外が眩しく光った

バスは止まり バスの回りは明るく何も見えない

不思議と2人とも冷静だった

「これはどのパターンだと思う」

「転移か転生か?」

「違う違う」

「能力をくれるかくれないか?」

「おしい!」

「イージーかハードか」

「当たり! 異世界行って即死パターンとかあるやん」

「歓迎されるとか 国のために利用されてポイとかもあるな」

「国か森、どっちがスタートか」

「魔王はどうする?」

「無視だな でも旅は出たい」

「俺はどっか森の奥にひっそりと暮らしてたい」

「お前はだからダメなんだよ夢を見ろよ」

「いや、それが俺の夢だ」

「悲しいやつだな」

「あっでももう一個あったわ」

「言いたいことは分かった」

「「美少女!!」」


「盛り上がってるとこいいですか?」

「あっ、すいません運転手さん」

「いろいろ言いたいことはあると思いますがあなた方の話は面白いと思いまして叶えて差し上げようかと」

「運転手さん?」


一瞬でバスの中から綺麗な湖と家がある森の中に異動した

きっと転移だろう


「もうここはあなた方の言う異世界です、話してた通りの能力を差し上げました、魔法もスキルもありステータスで確認できます」


おおすげー! だがまて落ち着け、こういうのは質問をしていた方がいい 大事なことだ

「質問をいいですか」


「大丈夫です、分かっています

1つ目の質問ですがあなた方の納得できる美少女はいます

2つ目ですがここに送ったのはただの私の娯楽のためです

3つ目ですが あなたたちが殺される可能性はないでしょう

そういうスキルを持ってるので

4つ目ですがあなたがたがこの世界にきた段階であちらの世界では元々居なかったことになります

5つ目ですが帰るのは不可能です

では私はもう行きますね」


消えて行ってしまった

「どうするエンドー?」

「とりあえずステータスの確認とあの家の確認だな」


そして俺とエンドーはステータスを開く



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