清明様の憂鬱 特別篇 青龍と天使 93
青龍は話続けようとしたが
「ちょっと待って」レグが言って、手のひらを当ててふうと息を吐いた
すると魔法の様に床が綺麗になった
「座って落ち着いて話そう」
「いまの何?」青龍が聞くと「僕も、前ほど役立たずじゃないよ」
とレグは笑った
足がしびれていたので、座ったら不思議なくらい落ち着いた。
でも言わなければ
「あのレグ、あの屋敷のこと説明して、おきたいんだ」
「うん、いくらでも聞くから、焦らないで・・・」
レグは優しく言った
「あの屋敷は建て増しに建て増しを重ねて、いろんなものが住み着いてて、気持ち悪いのもたくさん
いる」
「どんな」
「例えば人面犬とか、顔が犬で体が人間とか、油すましとか・・・・」
「僕たちが、プールでみたのよりすごい?」レグが穏やかに言った
「うーんあれも、確かにすごかったけど、問題はそういうのが数えきれないほどいるのにみんな
人畜無害なんだ、戦えるのは4、5人しかいなくてそんなかの一人はものすごい馬鹿だ。
俺も馬鹿だが たぶん俺より馬鹿だ、それに強力な力を持った変態もいる、これは俺よりずっと強い何か
あったら君を守れない」
「僕がいると迷惑?」レグがまた穏やかに言った
「いいや、そんなことあるわけないだろう」
「僕は会えてとてもうれしいよ」レグが本当に嬉しそうに暖かに笑った




