清明様の憂鬱 特別篇青龍と天使 81
イカを焼きながら、白虎にラスベガスであったことをぽつりぽつり話した
話すことで逃避への道を困難にしておけば、現実への道が開けそうな気がした
それに見かけは、筋肉だらけのワイルダーだが白虎は実は頭がいい
白虎は口を挟まず相槌だけ打ちながら聞いていた
日が高くなってきて、濃くなった色の空に髪が吹きあげられる。
白虎はまだ飲んでいる
「そんなものが、あるのか恐ろしいのう、どうやって倒したんじゃ」
と聞くので、狐が体内に入れてきた寄生虫を、またからスプリンクラーの様に放出したところまで
話して、ついでにイカについているアニサキスについて説明した
「あ、でも焼けば平気だぞ、ぜんぜん今度塩味にするか?味変えようか?」と
ペンキみたいにしょうゆをつけながら言った
そのとたんに戦車が突進してくるみたいなゴロゴロロロロオロと音がして背中にドシっとしと重い
物が落ちてきた
何が起こったかわからなかったが、あまりにも重く、生暖かく湿った感覚が、大きく開かれすぎた
現実を認識させた
「ぎゃあああああああ」俺は叫び急いで着物を脱ぎすて下着だけでで部屋まで走った
白虎がまだ「ゴロロロロッロ」と背後で言っていた
胃の内壁が熱い
その時、ぶらぶら歩いて来た。、鳥女が「どうした 」と言ってきたがとにかく気分が悪かったので
「どけ、このカマドウマ頭」とか叫んで走った
本当は、 俺は人にいいことをして、いい気分になりたかったんだ




