清明様の憂鬱 特別篇 青龍と天使 66
まあ、しょうがないと思った瞬間
「ねえさんいきますうー」と言うのんびりした声がして俺は振り返った
紫陽花がいたバズーカを構えている
そこまでは問題ない、問題は・・・・
狙っている先だ、敵の本拠地、あそこには石榴がいてまだ虐殺を楽しんでいるはずだ
俺は叫んだ、一度、二度 「やめろおーあそこにはざくろがいるぞお」
だが、「やったれー」とか狐たちがきゃいきゃいいう声
そしてバズーカの発射音にかき消された
大変だ、早く逃げなければあいつは悪霊どころじゃない
つかまったら俺もレグもホモ飴になるまでしゃぶりつくされて、永遠に苦しむだろう
何とか逃げなければ、思っている横で派手な爆破音がした
戸口までは遠いし、時々油断すると悪霊の生き残りがシュルシュル蜘蛛の様に巻き付いてくるので
それを着切り払わねばならないのでなかなか進めない
「やったああああ」「きゃああああ」と狐たちの大騒ぎが聞こえた
煙と炎が上がりしばらくは狐たちの大笑いとはしゃぐ声しか聞こえなくなった
その中から人影がかすむようにだがしっかりと歩いて来た
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