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清明様の憂鬱 特別篇 青龍と天使 60
奥にもう一つのテーブルがある
腐ってはいなそうだった
あれを使えるかも、そう思った。
足を取られたらたぶんももうだめだろう
それを広がりきった肉の上に投げて、その上に飛んだ
テーブルは腐っていなかったが、体が大きく沈み込み、一瞬全身が冷たくなったがテーブルは持ちこたえて
くれたが、すぐに灰と腐った肉の匂いのする完全に変形した
物体が襲ってきた
例えて言うなら蜘蛛の足の様だが関節というものが全くかんじられなかった
なのにその先はしなびた手の様になって、5本のかぎ爪までついていた
素早く刀を振った
それは気持ちいいほど簡単に切れた
その時わけのわからない塊から、また顔のようなものが浮き出てきた
その顔の半分は期待感で膨れ上がり片方は溶けかかっていた




