清明様の憂鬱 特別篇 青龍と天使 57
しかし下を見ると吐き気が襲ってきた
絡まりあいのたうつ肉、中にはとても人間だったとは思えないものもあった
いったい何人の子供が殺され、何人の人間が自我をなくし操られ、その連鎖はどのくらい広がりなんだ
ろう
「早くしろ 幻術で普通に走れるようにしてやる 」葛の葉の声がした
「わかってる、これも使う」
俺は空中からサーフボードを出した
「このほうが速い」
「わかった」
俺は肉の溶けあう海に飛び込んだ、あちこちから手が出てきたがこっちのほうが速い
体が小さくなったので最初はバランスが悪かったが、体重が軽い分速い
青龍があっという間に小さくなると葛の葉はその後にロケットランチャーをガンガン打ち込んで
火炎放射器で焼いた
それからお茶室に思念を送った
(緑青見ていたか?)
(はい、ここは大丈夫です、応援をいたしましょうか?)
(まだ、大丈夫)
言いかけたとたんかんだかい歓声を聞いた
子供達だ、ほとんどありあわせの武器で、まるで楽し気に鬼ごっっこでもしているように見える
あちこちが血まみれなのを除けば、あるものは目玉がない、あるものは片手や片足がなかった
下半身は乾いた血でおおわれている
それを見た屑の葉は思念で言った
(緑青応援を頼む)




