清明様の憂鬱 特別篇 青龍と天使 55
それを見た青龍はプールの反対側に走った
血は葛の葉が消えても一向に止まらずけぶるように真っ赤な霧を作っている
その霧が薄れ花びらになった
その向こうプールの反対側に膝をついた屑の葉がすっかりおもがわりした、葛の葉がいる
そして「いごっそうううううう」とわけのわからない掛け声と同時に肩の上のロケットランチャーが発射
される 1発、2発
青龍は走って「バナナとハリネズミは腐りかけが一番じゃあ」とわけのわからない叫び声をあげて完全に
思考が吹っ飛んでいる葛の葉を押さえた
「落ち着け、どうしたんだ急に」
「大変じゃ、 青龍わしゃ誤った、よく見てみろ砂をみろ」
砂を見た青龍は呆然として低く喘ぎ声を漏らす
砂の下には無数の人間がいたその数が半端ではない、からまりあいもつれあって半ば溶けている者も
いる
「お茶室を持ってくるんじゃなかった」言いながらマシンガンを出してタタタと打ちながら言う
「この人数では普通に戦ったら勝ち目はないぞ、お前コマセになれ」
「何でだ、なんでそうなる、お前がなればいいだろう」
「いいか、ボスキャラを倒さない限りこいつらはこのままだ、この人数を倒すのは不可能、そして
殺された子供たちの霊もいる、子供の霊はやっかいじゃ、道理がとうらん」
「だからってなんで俺なんだ?」
「5人多い」
「あ?」
「殺された子供の中で男の子が5人多かった」
「5人って」
「お前、統計学なめんなよ、マーケテングなめんな、すぐ戻してやるから戦闘力は変わらん」
行ったと同時に青龍は10歳くらいの白組の体操服になった
「何でこんなにマニアックなんだ」
「いいから、早く行け」葛の葉がタタタタっとマシンガンを打ちながら言った




