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清明様の憂鬱 特別篇 青龍と天使 ㊾

「セーリュー起きて」レグの声で目が覚めた


(ああそうだ これから戦いだ)と思った「うん」と言うと背中をさすってくれた


挿絵(By みてみん)


 青龍は起き上がり月光の潮流の流れを見る


 あのプールには大きなはめ殺しの窓があった、月はいい感じにそこに来るはずだ


 「レグも着替えなくては・・・・」言いながら、体内が落ち着きすんできて、それから艶やかな興奮が


来る。


 起き上がり着替えだすと前歯がキシリと鳴るのがわかる


 レグにも緊張と興奮が伝わったのか、二人で着替えて支度をすましてしまうといつもの安定を超えてハ


イにさえなってきた


 もうどうにもならないというところまで来るといつもこうなる


 「ああ、もう大丈夫だ」レグも笑っている


挿絵(By みてみん)


 いきなり体が持ち上がったと思ったらバックドロップがきた


 「えええええ なにちょっとそんなのできたの?」


 「人は見かけによらないと言ったのは君だろう」二人で枕を投げ合ってげらげら笑った


「ちょっとなにやってんのじゃ」ドンドンドアをたたいて狐が顔を出したが


 「うるさい、すぐいくこの乾きかわきもの怒鳴ってまたげらげら笑った


「さてそろそろ行かなきゃ」出て行こうとするとレグが真剣だけど優しい目で


 「父に会ったんだろう」と言った


 「うん、知ってたのか?」それには答えずレグが髪を整えてくれながら言った


 「父は君は太陽のようだと言った、この戦いがどうあれ太陽の様に僕を解放してくれるだろうと」


   むづかしくてよくわからなかったが、いつもより丁寧に力強くハグしてくれたのでされるがままで


いた。



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