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清明様の憂鬱 特別篇 青龍と天使㊺

 「とにかくね、起きなさい もう時間がないの」


  狐に促されて起きる 腹立たしい


 夢のことを話したかったが、せかされながら朝ごはんを食べてお茶室に追い立てられる


 狐が正坐したまま 「 ぬい 」と言った


 畳がむくむくと盛り上がり、人の姿になった


挿絵(By みてみん)


 


 年のころは 15、6に見える


 薄茶の前髪をはらはらとたらしまっすぐな髪を無造作に束ねた娘が現れた


「はい」


 皮膚が薄く透き通るように美しいが表情を全く殺している


  「お客人をご案内して」


 「はい」縫と呼ばれた娘はさっと着物の裾を払って立ち上がって


「こちらへ」と頭を下げた


 「例のものをお渡ししするのを忘れるな」


 「はい」


レグが何か言いたそうな顔をしたが


 「説明はその子がいたしますゆえ」葛の葉が言って二人は掻き消えた


 「俺は夢を見たんだ、だぶん吉兆だと思う」まだむくれている青龍が、お茶を飲みながら言った


 「ああ、しとっる、天使さんもたぶんわかってるよ」


 葛の葉がすまして言った


 「そうなのか」


  「それよりな、今日しかけるぞ」葛の葉がまっすぐ自分を見て言った


 「何かわかったのか?」


 「相手は火を使う、それから長い間に取り込まれた悪霊が、彼を守っているラスベガスで死体処理の勉


強をしたらしい、だがそれも面倒くさくなったんだろう、結局直接焼いてしまったらしい」

「ひどいな」


「場所はあのプールじゃ、奴はこっちの神にも知られたくないはずじゃ、あのプールは密室になっておる


ので何かで隠すはずじゃ


結界を張る手間が省ける、そしてお前は水の属性じゃし好都合じゃろう」と言って葛の葉は笑った


 「お前は水が苦手じゃないのか?」青龍が聞くと「まあ、そうだが」言葉を切って言った


 「わしは幻術しかつかえんしお前がやられてしまったらどのみち生きておられんよ」


静かに言った、がその眼の中の優しさと隔てのなさと親切さは、昨日の老人を思い出させた


 

  




 


 イラスト入れると勝手に改行になるんですが (´・ω・`)


どーしたらよいでせう?

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